「OMM JAPAN in 嬬恋」参加してきました!
2015年 11月 19日
「OMM JAPAN 2015 嬬恋」に参加してきました!
アウトドアウェアメーカー「OMM」が主催するレースです。
参加者は約1,000人。注目度大の新しい大会です!
2人1組で「食料」と「水」、「テント」など全ての装備を自分達で持ちながら、2日間にわたって地図とコンパスでチェックポイントを探しながら競います。
装備も重要、無駄なものは持たず、厳選した装備に頭を悩ませました。
こちらはこのレースを想定して札幌で試走したときの記録(ブログ)です。ご参考まで。
↓
OMM レースへ向けて
※実際には想定していたより現地の気温が低く、ウェアは保温性の高いものに変更。行動着はメリノウールのロングスリーブT、ボトムはノースのバーブライトパンツ、基本的に雨具は着っぱなしでした。
宿泊時のマットは「サーマレスト」の「ネオエアー」暖かくとても快適でした
日本では昨年に続いて第2回目の開催。まだ知らない方も多いレースかと思いますが、OMMの本国イギリスでは「OMM (オリジナル・マウンテン・マラソン)」のブランド名がそのままの大会名として、50年近く続く歴史のある大会です。
毎回、あえて厳しい条件の時期に行われる事で有名で、今回の「OMM JAPAN」も11月の北関東の高原エリア「群馬県嬬恋」、
標高1000メートルから2000メートルの山岳地帯を含む、
天候崩れたらとてもイヤ〜な感じのエリアをチョイスしてきました。
JAPAN」運営側の「もくろみ」通り、荒れそうな状況になりました…。
スタート地点
自分たちは「スコアロング」というカテゴリーに出場しました!
時間制限が7時間。それまでにポイントをチェックしながら得点をかせぎます。
いかに効率良く得点を稼いでいくかがポイントです。
地図はスタート直前1分前に渡されるので急いで作戦タイム!
この、オレンジと白のカラーをしたものがチェックポイントです。
案の上、2000メートルエリアは雪がうっすらと積もる状態。風の吹き付けるエリアは体感温度はマイナス気温だったと思います。
高得点を狙って遠くへ行くか、近くで低い得点を集めるかは作戦次第。
タイムリミットもあるので時間配分が重要です。
様々な小型テントが立ち並びます。壮観です!
フロアレス(床のない)シェルターが目立ちました。降り続く雨の中では居住性はテントよりも快適かも、びしょぬれのままテントで過ごすのはかなり不快でした
「OMM JAPAN」運営スタッフの千代田氏とキャンプサイトで遭遇。
今年の6月に秀岳荘でファストパッキングの講習会を行って頂きました。
そのときのブログはこちら↓
OMM DAY レポート
悪天候のなか運営スタッフの方々は選手の帰りを夜遅くまで「おかえりなさい!」と励まして迎えていました。過酷な状況でしたが、スタッフの方々笑顔に救われました。このレースに参加できるのは運営スタッフがあってこそ、本当に感謝です!!
僕らのテントはこちら、軽量化のため2人で使うにはかなり小型のテント。
狭いため靴や一部装備は外に野ざらし。
「スコアロングクラス」で89位(120チーム中)。
より厳しい「ストレートロング」クラスはリタイヤ続出で
完走率は25%以下だったとか…。
「スコア」は自分のペースで大会を楽しめるのでオススメです!
作戦次第で上位も狙えると思います。
自分たちは作戦ミスで点数が伸ばせませんでした。
スピードだけでは勝てない、ナビゲーションスキルも必要ですし、
山の中に長時間いるので環境への対応力も試されます。
今後も盛り上がっていきそうな「OMM」レースです!
そして、新しい文化にも触れた気分です!
長文、読んで頂きありがとうございました!
ご興味が湧きましたらご質問等お答えしますので気軽に声かけて下さい。
北大店ウェア売り場 橋本