雨具の常識を変える!?業界で話題のレインウェア、試してみました!
2016年 07月 02日
ノースフェイス
HYPER AIR GTX JACKET
定価¥39,000(税抜) 重量177グラム
このレインウェア、ちょっと業界で話題になってます!!
ご存知の方いますか?
「パーマネント・ビーディング・テクノロジー」
2.5レイヤーのゴアテックス(パックライト)を
そのままひっくり返し、メンブレン面を表地にしたという
今までの常識を覆す驚きの発想です!
ノースフェイスのUSAで数量限定で生産されました。
一般的な軽量雨具は生地が薄いので、どうしても撥水力が弱まると
表地が濡れてしまい肌に張り付き冷たく感じます。
この「HYPER AIR GTX JACKET」は
その弱点を解消。
全く水を保水をしない(水を通さない)ので、
撥水加工する必要が無く、常に水を弾き、張り付き感がありません。
なんて、
説明きくだけじゃあ、分からない!
先日行った「ニセコ連山縦走」にも使用。
新しい素材は身体を張って試してみなくては!!
このときは終日、雨、雨、雨…。
1000メートルより上は、風、風、風…。
人体実験にはちょうどイイィ!!
(※先日のニセコ縦走ブログはこちら → ■ )
動画も撮ってみたのでご参考までに。
使ってみた感想としては、びっくりするほど快適でした。
このクラスの薄手雨具はどうしても張り付き感が気になり、
強風下では寒さが伝わりやすいのが欠点でした。
この「HYPER AIR GTX JACKET」は張り付き感が無く、
強風でも冷たさを感じませんでした。
ただ、使用上の注意点としては、
パックライトの肌面が表地に出るので、
ひっかき、こすれ、粘着テープなどの付着によって
コーティングが剥がれる恐れがあります。
ひっかきに弱いので、
岩場でのクライミングには基本的には適しません。
とは、いえ、登山で使用した感じは、
この手の軽量レインと同等ぐらいの強度はある感じです。
ハイマツでこすれたり、倒木にフードをこすったり、
それぐらいでは何ともありませんでした。
雨の長距離トレラン、
宿泊を含むファストパッキングなどに向いています。
水を含まないので、雨の次の日に
べちゃべちゃにならないのが強みです。
昨年参加した「OMMレース」は終日雨だったので、
これがあったら良かったのに~。
と、個人的には強く思いました。
秀岳荘としては北大店のみ
Sサイズが少量ですが入荷しています。
自分が身長176センチで68キロ。Sサイズでジャストです。
日本全国でも数量限定ですので、
ご興味ある方はお早めにご検討下さい。
北大店ウェアコーナー
橋本