<トレランレース体験vol.2>
初参戦となった十勝岳トレイルinふらの・びえいから約1か月後の9月24日、北海道で一番厳しい!?と言われる、北海道トレイルランニングinルスツの30km部門に参加させていただきました。
参加を決める前から「キツイよ~~^^」と言われていたので多少ビビッてしまい、60kmか30kmか迷っていましたが、30kmにしてよかった。。
前日23日の、まさかの豪雨による土砂災害警戒地域に「留寿都」と出た時には開催されるのか心配になりましたが24日当日は朝から無事に晴れてくれてよかったです。
30km部門は約80名のエントリーで9:00スタート。
今回はトレラン界で有名な方々の参戦もあり、どれだけ早く走るのかを間近で見れる事が出来ると思うとワクワクでした。(ついていけないけれど
)
スタート&ゴールに近いコースは、昨夜の雨でさらに田んぼ状態に。。予想外に泥が深くて、足は重いし滑るので走るのもままならない状態。「ああ、これがルスツか・・・」と。
足首が完全に埋まるくらいまでの泥と、ふくらはぎまでの小川の繰り返し
田んぼ地帯を超えた後、次なる試練が。。。
本当は直進していくはずのところを、分岐の看板に気がつかず前の人についていったら(あくまで自己責任ですが)ゲレンデの急坂を頑張って登っており、もう少しで登りきるぞ(たぶん40分くらい)と思っていたら上の方から速足でくだってくる人たち。。はい、そこから分岐がある下まで戻りました
ここで時間も体力も消費してしまったのです。。
道を間違えた悔しさと(しかもこんな急坂で)この間だいぶ抜かれただろうなというあきらめモード、さらに体力消耗。これがルスツか。。
でも関門の制限時間まではまだ時間があるし、まだコース前半だったので、とりあえず完走しようと気持ちを切り替えることができました。これが良かったのか途中も紅葉を楽しみながら、久しぶりのピンネシリとマチネシリの2ショットを写真に収めることができたり、急な坂は次々と出てくるけど、急坂攻略登法(ジグザグ登り)を身に付けたり、なかなかできないことが今回もいろいろと経験することができました。
落ち葉を踏みながら気持ちよいコース。木陰がひんやりとして疲れた体が癒された時でした。
少しずつ頭を出してきた羊蹄山(左)と、やっぱりキツそうな尻別岳(右)
スタートから約7時間後、目標タイム(5時間台)より大分遅れて、なんとか完走する事が出来ました。間に合ってよかった。
来年は道を間違えないでリベンジ30km頑張ります!!
また今回はオンヨネのドライインナー「ブレステック PP」を着用し走りました。
さらっとした着心地で、薄手なので着た時も軽く、今回のコースの特徴であるゲレンデ上の炎天下と長い林道の日陰により寒暖差が大きく汗をかいたり冷えたりの繰り返しでしたが、「体が濡れている」感覚はなく、また身につけている体幹部は冷えを感じず、一定の体温をキープされていたように感じました。
白石店 ほり