OMM2017に参加してきました。
今年の舞台は11月の八ヶ岳は野辺山高原。
レースを行う前から『寒い』事は予測できる為、寒さ対策は大事となってくる。
天候が荒れれば荒れるほど山のスキルが求めれるレースである。
また、スタート1分前にしか地図が貰えないのもOMMの特長でもある。
テン泊道具を持って行動するためスタミナ面も必要とされる。
レースで必要な装備を考えるのも楽しみな要素の一つである。
色々考えた結果、この装備に決めました。
今年は新設されたstraight Aに挑戦です。
最難関とされるカテゴリーです。
完走を目標にOMMに挑みました。
DAY1
9時間31分 54km D+2250m 総合12位
朝起きて雨が降っており気持ちが下がり気味でしたが、スタート直前に雨が上がりテンションも上がる。スタートラインに立ち地図をもらいOMMの幕開けです。
地図を片手に走り出す、走りながらルートを考える。
林道がメインなので差の開きも大きく、すぐにバラけた様に感じた。
多少のミスはあったものの順調にCPをとる。藪を漕ぎCPを見つけた時はうれしい気持ちでいっぱいになる。
終盤になると、日も暮れ出し次第に日が落ちる。最終ポイントは完全に暗闇の中でライトの光を頼りにCPを探すのは難易だ。
無事にCPを見つけテン場指定地に向かう。フィニッシュゲートが見えた時は頑張ってよかったって思う瞬間だ。仲間が寒い中待っていてくれて嬉しさ倍増です。
OMM名物テント村。色とりどりのテントは圧巻だ。各チームは反省会と称して宴会をしている模様。
僕らも混ざりたい気持ちは十二分にあるが、疲れ果ててご飯食べて早く寝たいという気持ちの方が勝っていた。
本当は山仲間と話していたかった。。。
DAY2
7時間51分 41.5km D+1450m 総合13位
深夜から早朝にかけて気温はグッと下がりマイナス10度だったとか。
意外にもテントの中は快適で朝まで8時間ほど爆睡出来ました。
覚悟を決めてテントから出ると極寒、テント撤収班と食事班に分けて作業を進める。
朝は汁物を食べ体を温める。
ご飯を食べるとスタートまであとわずか、急いで支度をしスタートラインに立つ。
仲間に見送られ2日目の地図をもらいテント指定地を後にする。
体が温まるまではスロースタートで完全防備で‼笑
充分に温まると薄着になりスピード効率スムーズに。
しっかり寝たと言え疲労は残っており体は重めで気合の林道走りです。
登りは走る元気がなく歩いてしまうためスピードが鈍ります。
意地でもゴールしたかったので諦めずCPを探し続ける。
やっとの思いで最終ポイントをとり梯子で柵を登り残すはロードのみ。
2日を通してのゴールが確実なものとなりバディとグータッチをする。
喜びを噛みしめながら足早でゴールゲートに向かう。
待ち望んだゴールが現実のものになりバンザイでゴールする。
全行程 17時間22分 95.5km 総合13位
初年度straight Aのフィニッシャーになることが出来ました。
目標は達成したのでホッとしています。
全体を通してタフなレースで完走率もグッと下がった模様。
正直、疲れ果てました。笑
OMMを終えた後は温泉で反省会。
チームが違えば選んだルートも違う。
あーだこうだ言いながら話し合うのもなんだか楽しい。
来年は違うカテゴリーにも挑戦してみたい。
次の舞台はどこになるのか?
今から楽しみです。
登山コーナー 安藤