この度、モーラナイフでいつもお世話になっているアンプラージュインターナショナルのお誘いで、日本初開催となるモーラナイフアドベンチャー in Japanに参加させて頂きました、その記念すべき第1回目の開催地はなんと北海道!足寄町のオンネトー国設野営場が会場に選ばれたのです!このプログラムは全国から50名の参加者を募り2日間モーラナイフアンバサダーの方々に自然のなかで役立つ知恵やサバイバル術を直接指導してもらえるまたとない機会、参加しない理由がありません!7月6日(金)現地受付が3時からなので午前中に札幌を出発、一路オンネトーを目指します。
オンネトー独特の湖面のグラデーションにテンションが上がります
そして今回お世話になるオンネトー国設野営場に到着
野営場奥の受付に向かいます
駐車場には釧路空港に到着した参加者がバスで次々に現地入り
初日は受付終了後、各自テントを設営した後ウエルカムパーティが行われます
アンバサダーの方々も準備してくれてます!
アンプラージュインターナショナル代表本間氏による開会の挨拶の後、講師紹介、夕食会があり日も暮れた後アイヌ音楽の演奏会が....
オンネトーのほとりで聞くアイヌ音楽のライブ、こんな贅沢なことがあるでしょうか!幻想的な夜に包まれつつ明日に備えてシュラフに潜り込みます。
翌日は朝食後一回目のワークショップ、スウェーデンを代表する木工作家ヨゲ・スンクヴィスト氏によるウッドカービングの講習です、今回はバターナイフを製作したのですが、丸太から材料を切り出し、ハンドアックスで8割方形を作り最後にカービングナイフで仕上げていく工程、状況に応じたナイフテクニックを教えてもらい何より圧巻だったのはハンドアックスによる形の削り出し、ヨゲさんアックスだけであっという間に完成形に...凄過ぎる、て言うか使いこなせばアックスはここまで効率的で有効な道具になるとは、勉強になります。
そして2回目のワークショップはデイブ・カンターベリー氏によるブッシュクラフトの実践講義、デイブさんはアメリカで人気の「ディスカバリーチャンネル」で自身の番組を持っていたことがあり、著書はニューヨークタイムズのベストセラーにもなったほど。彼の講義はブッシュクラフトとはどの様な思想、流れであるかから始まり早速実践へ
まずは火起こしのためフィールドで白樺の皮や小枝等を集めます
ナイフやファイヤースチールの効率的な使い方を教わり実践、この雨の中で自分でも驚くほど簡単に着火が!
次はロープワーク応用してポンチョを使い天候状況に応じたシェルターを2分で設営する講習、シンプルながらも合理的で理にかなった無駄の無さに感動、目からウロコ的な発想に衝撃を受けました。
そしてこの日最後のワークショップは長野修平氏による木工ワークショップ、長野さんは苫小牧出身でアイヌ文化への造詣も深く今回製作する物はアイヌで使われていたメノコ板をインスパイアしたカッティングボード、アイヌの歴史や知恵を講義して頂き、道民としてとても興味深い内容でした、正直時間がもっと欲しかった~
モーラのフックナイフや長野さん自慢のハンドドリル等を使い皆黙々と製作に没頭します。長野さんの木工テクニックと伝統、文化への深い造詣にこのイベントの凄さを深く感じました。
翌日はヨゲさんによる最後のワークショップ、皆で日本人の生活に欠かせない箸を作ります
一通りカリキュラムが終わりモーラナイフ本社から来ていただいたお二人よりご挨拶、この日早朝ワールドカップでスウェーデンが負けてしまい少し落ち込んでいた様です(笑)
そして今回講義して頂いたアンバサダーの方々!
そして我々も図々しく写真を撮らせて頂きました!
充実した3日間があっと言う間に過ぎて行き皆さん帰路につきます
帰りには今回の主催者アンプラージュインターナショナルのスタッフの皆様が見送りに!
今回このような貴重な体験をさせて頂いたアンプラージュスタッフの方々、アンバサダーの皆様、そしてこの体験を一緒に過ごすことのできた参加者の皆様、本当にありがとうございました!
そしてオンネトーのすばらしい自然にも感謝です
秀岳荘 白石店 玉置