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秀岳荘スタッフみんなでブログしちゃいます。


by shugakuso4
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OSJ山中温泉トレイルレース2019


6/23
に、OSJ山中温泉トレイルレースに参加してきました!

石川県加賀市、山中温泉が舞台。
開湯1300年、豊かな自然と伝統文化の残る温泉地です。

今回私は80kmにエントリー。
OSJ屈指の難関コースとして有名なこの大会、何としてでもゴールしたい…!

ゼッケンNo.は【333】
ゾロ目でなんだかラッキーな感じ♪


80kmの部は、距離:78km/累積標高:5,000m程/制限時間:17時間
関門はCP①~CP④の4か所。
コースマップはこちら↓
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_16583613.jpg
高低図のギザギザ具合が素晴らしいですね。(笑)
このアップダウンの激しさ、伝わるでしょうか…?
177.png
スタートは朝の5時。
天候くもりで時々晴れ、気温は高くありませんでしたが湿度は高め。
梅雨時期のわりには爽やかで走りやすい気候でした。


スタート直後、温泉街を抜ける階段で少し混雑。
道のりは長い、焦らず進みます。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_16590068.jpg
すぐに山岳エリアに入ります。
ここは最初の水無山のあたり。道幅は狭めですが足元はふかふかで朝の空気が気持ちいい。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_17001700.jpg
このコース、基本的に登り・下りの斜度きつめ。
比較的得意な登りは省エネでガシガシ登り、苦手な下りは脚の負担を少なく安全第一で。
平地はできるだけ元気に走る。

気温は高くないと言えども、北海道と比べるとやっぱり暑い。
水分とミネラルの補給をこまめに、エネルギー補給(ジェルなど)もこまめに。
口に入れてからエネルギーに変わるまでに時間がかかります。動けなくなる前にこまめに補給が大切です。


富士写ヶ丘を降り、このダムの先がAS(エイド)②。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_17001027.jpg
ダムの上を走ります。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_17000559.jpg
山岳エリアだけでなく、つなぎのロード・林道区間も景色がよくて楽しい。
綺麗な渓流の横を走ったり。
奥に見える赤い橋をこの後渡ります。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_16590424.jpg
橋の幅が狭いのが怖くてビビりながら前へ進みます。
怖かった…(笑)
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_16590999.jpg
AS②を出てからAS③までは主にロードと林道。
登り基調で、28km地点到着。


AS③からCP(関門)②までは17km。この間で今大会最高峰の大日山(1,368m)を超えます。
この間に補給できるポイントがないのでストレッチをしっかりめにして、いざアタック!
ここからポール使用OKになります。

急登&急登。エンドレス登りで、山頂に到着。
山頂はガスってなにも見えずでしたが寒くはありませんでした。
補給していたのにも関わらず空腹感…ハンガーノックは避けたい…!
ジェルを2本食いして収まりました。(笑)
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_16591561.jpg
山頂からCP②まで10kmくらい下ります。
下りながらも登り返す場所もあり、脚がどんどん削られていきます。
嘘…ここ下るの!?な下りが山盛り。苦手な下りで時間をロス、膝に痛みが出始めました。


半泣きになりながらCP②に到着。
この関門にはそうめんやおにぎりなど比較的食べ物が多め。しっかり食べてチャージします。
この地点で45km/制限時間16:00のところ、このポイントを15時少し前に出発。
予定していたペースからかなり遅れが出ていました。
遅れ気味ながらもゴールはまだまだ目指せる時間。気持ちを強く持って次の関門を目指します。


CP③までは6km。
この区間は走れる林道・ロードで下り基調の途中で杉水峠を越えます。
この区間、魔法がかかっていたのか膝の痛みがなくなり体もよく動きました。人間ってすごい。


熱をもった関節と筋肉を冷やすために全身に水を浴び、この後の難所に向けて食べ物しっかり。
この関門を制限時間の1時間前に出発。このペースなら間に合う!


CP③からAS④までは9kmで、三童子山(歯ブラシみたいな形の山)を越えます。
…ここがかなりのきつさ。疲れた体に容赦なくアップダウンが待ち受けます。
ここで終わりか!?と思ってから偽ピークが何度も…。
低山ですが、偽ピーク×10はあったと思います。(笑)


ゴールを目指すも膝がいうことを聞かなくなり、ポールをついてなんとか歩いて下山。
AS④(60km地点)でタイムオーバー。
CP④の制限時間(19:00/64km)に間に合わず、ここでレース終了。

悔しくも、私の山中温泉トレイルは60km、14時間程で終わってしまいました。


ゴールゲートはこちら。
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_17000194.jpg
多くの選手は日が落ちてからのゴール。
地元の方も完走する選手を温かく迎えていて、地元密着でいい大会だと思いました。

ゴールしてすぐの場所には「菊の湯」(公衆浴場)があり、疲れた身体を癒せます。

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◎今回の装備◎

暗くなるのでライトは必携品。ヘッドライトと腰のライト2つ持って走りましたが結局使わず…。

ドライレイヤーは【finetrack パワーメッシュ】を使用。
長旅なので少しでも体力を温存するためにも、汗冷え対策は大切です。
汗冷えでお腹が冷えることもなく、大量に汗をかいた割には快適でした。

バックパックは【NATHAN VaporHowe 2.0 12L】
フロントポケットの容量が大きくアクセスしやすいです。ジェルも携帯もすっぽり納まります。
ウェアのような生地感で背負い心地もよく軽くてストレスがありません。
水分の補給はハイドレーション(1.8L)1.8Lを使用。

大会の時は特にですが、お気に入りのウェアを身につけます◎
テンション上がりますしね!
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◎今回の補給食◎

長旅で胃腸がやられると予想し、固形物よりジェル多め。
飽きてしまわないように色んなフレーバー・種類を持つようにしています。
【Mag-on】はさらっとしていて甘すぎず飲みやすいのでお気に入り。
ひょっとこ堂の【宮崎エナジージェル】はまるでジャムのようなおいしさ!
成分もシンプルで普段から食べたくなっちゃうお味♡

甘いものばかりだと飽きてしまうのでTRAIL HATのコーヒーゼリー。
コーヒーの香りでほっとします。

固形物はお気に入りの羊羹。
あとはエイドのオレンジやドライフルーツなどを頂きました。

あとは熱中症対策に【塩熱サプリ】レモン味と梅味の2種類を持っていきました。
この大会、エイドステーションで補給できるのは水のみでスポーツドリンクはありません!
溶かすタイプのスポーツドリンクの粉末を持っていくといいかと。

意外と内臓がやられなかったのでもう少し多めに固形物を持ってもよかったかな◎
OSJ山中温泉トレイルレース2019_d0198793_17002247.jpg
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今回の80kmの部 完走率は57%
完走できなかったのは悔しいですが、いい経験をさせて頂きました。
課題は克服して、来年またリベンジしたい!完走したい!!

遠く北海道から石川県までひとりで来て知らない人ばかりだったのに、
レース終了後にはたくさん知り合いが出来ました◎
いいですよね、こういうの。


辛くも楽しい、60kmの旅となりました。

(長文読んでいただきありがとうございました!)

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白石店 ウェア たきざわ






by shugakuso4 | 2019-06-29 13:22 | 白石店 ウェア