人気ブログランキング |

秀岳荘スタッフみんなでブログしちゃいます。


by shugakuso4
カレンダー

スローライフな沢登り

2泊3日でスローライフな沢登りに行ってきました。
d0198793_17142123.jpg
駐車場からしばらくは林道歩きで、暑くて一刻も早く入渓したいと言う思いがピークに達したころにやっと入渓。
沢の水で涼んで、北海道の短い夏を満喫♪

d0198793_17142303.jpg
特段この沢に関する情報は調べていなく初日は何にもないかと思いきや、沢相がきれいで見て楽しめ、泳いだり滝を登ったりするところも出てきて中々楽しませてくれます。

d0198793_17142893.jpg


さて、時計やヘッドランプなど電池で動くものや、ライター以外の火器は全て家に置いてきたので、この沢トリップの1日目の寝床兼食の準備をしないといけません。

本流をこのまま遡行しても入渓からここまでの沢相と、地図をみてもしばらくは良さそうなところはありそうには思えなく、最悪の場合、暗くなり不快極まりないビバークを強いられる恐れがあります。そのため、地図と二股での感じで本流より良さそうな支流に入り、ましなところを見つけ本日の寝床とした。
d0198793_17143610.jpg
米と味噌・醤油、少量のお酒とおつまみ以外は現地調達を目指したが、フキしかなかったが贅沢は言えません。むしろ自然の恵みに感謝です。

d0198793_17143485.jpg
そして夜は個人的にハンモックに寝ることにしました。地面の凹凸や状況の影響は受けずにすこぶる快適な寝心地でしたが、今回の明かりは焚き火の明かりに頼るスタイルには相性がとんでもなく悪かったです。
それは、あまり火に近づけすぎてテントファイヤーならぬ、ハンモックファイヤーになると間違いなく全身大やけどでは済まないので焚き火から遠いところに設置しました。しかし、ここは開けていない広葉樹の葉が空を覆っている場所で、夜になると空の明かりが全く届かない場所でした。夜タープの外に出て焚き火の方を見やると、電池の切れかけのライトよろしくわずかに黄色の何かがうごめいているのがわかる程度の熾きになっており、もはやそれにくべに行って火にしにいくのも困難な状況になっており、寒くはないので無理にくべに行くのは諦めました。


長い長い漆黒の闇の世界が終わり、世界が明るくなり2日目が始まりました。
とは言っても薄明時から起きていたわけではなく、太陽の位置も確認できないので、今が何時かは全くわからないが、3日間の休み今日は完全に山の中にいられるので、時間なんてそんなことはどうでも良いです。
もう今回のパートナーは目を覚ましており火を起こしていたので、さっそく米を炊き荷物をまとめのんびりと出発しました。
d0198793_18195712.jpg
地図上では何かありそうかなと思ったところには何もなく、何もなさそうなところに滝があったり、沢登りは未知の部分が多くそのわくわく感がたまりません。なので今回このブログを見てここに行きたいとか、これを前情報として沢を知るというのはダメですよ、ここの場所は伏せておきます。ここはどこでしょうか~123.png

d0198793_18200720.jpg
d0198793_18201159.jpg

しばらくと言うか、何時間か歩いて今までで一番良いと思われるテン場につきました。
d0198793_18201718.jpg
少し早い気がするが昼食にし、この先に行っても良さそうなところははるか先なので、明日のことを考えるとここでここで泊まり、明日はここから引き返しにしようということになりました。
食料を探しフキと今日はパートナーがギョウジャニンニクも採りました。でもギョウジャニンニクを食べてない、いくらスローライフでも働かざる者食うべからずと言うことなのか、、、
ダラダラしたり昼寝などをしても一向に日が傾かず、悠久の時の中にいるのかと錯覚するぐらいのんびり贅沢な時間を過ごし、そろそろ暗くなり始めたので夕食の米を炊きました。焚き火で炊くご飯は炊飯器やガスなどで炊くご飯とは比べ物にもならないぐらい美味く、何も味付けはないが毎食美味しくいただきました。
こんばんはハンモックには泊まらず、焚き火のそばでごろ寝をして一晩を過ごしました。暗かったり少し寒いと思ったら焚き木をくべれば怖いものなし、もう暗闇も克服できる力が火にはあるのだなと感じられ、火や明かりをを好きな時にスイッチ一つで自在にコントロールできるようになった現代人には味わえない、2泊3日という短い時間でしたが原初な人類の生活を少し感じられました。
d0198793_18202226.jpg


3日目最終日
現代人にとって便利で不可欠だなと思うものは持って行かなかったが、贅沢で満ち溢れた時間は今日で終わり。でも最後まで気を抜かずに事故や怪我無く帰って来られてこその登山なので、慎重に降りてきました。
最後の林道に出るための支沢を登り、無事に帰って来られました。ロープはハンモックを張る時にしか使用しなかったが、このスタイルはこれっくらいの難易度の沢がちょうど良いのかとも思いました。
d0198793_18545761.jpg

駐車場に着いて、デジカメの写真の時間を確認すると、結局2泊3日で半日分ぐらいしか歩いていないことが分かったが、歩いた時間や距離よりもっと密度の濃い沢登りになりました。とても贅沢な沢登りでした。

白石店 登山コーナー 中川

by shugakuso4 | 2019-07-12 19:08 | 白石店 登山