新ライトニングアッセントで信砂岳スノーハイク
2020年 01月 18日

今回の山は、北竜町と増毛町の境にある「信砂岳(のぶしゃだけ)」
信砂岳は、登山道はないため雪が積もった冬にしか行けない山とのこと。
標高927mの山頂は、ひろ~~~~~い平らな台地になっていて(YAMAP情報では札幌ドーム35個分の広さだとか)
そんな雪原のド真ん中で歩いてみたくなったのでした。

麓からは急斜面と緩斜面を3度ほど繰り返し、2時間くらいで到着予定。
ピーク手前の「がけ」のところが今回の鬼門。右と左に崖のマークがあり、その間を登る。そこもなかなかの密度(^^;)
さて、パラゴンビンディングの気になる点、言うまでもなく「着脱のしやすさはいかがなものか」ということ。
3ストラップはフィット感が抜群に良くて、1本のストラップが切れても残り2本のストラップで固定できるという点がメリットですが、唯一の難点がブーツの固定。
とにかくベルトの締め上げに手こずって、現地でモタモタ。。なかなかスタートを切れず、すでに手がかじかむという状況になったのを思い出してしまいます。。
新バインディングのにはRとLが表記され、左右分かりやすくなりました。

メッシュに靴を差し込むと、ピタッとポジションが定まりました。
ヒールストラップを固定して、甲の2本のベルトを引っ張り締め上げて。
30秒もかからず片足完成です。
手袋をはいたままでもイケました(^^)


さて、スタートしたのは12時(^^;;)
ちょっと焦りながら、山頂までの目標時間2時間弱と設定し歩き出す。
すぐ左側には恵岱岳(えたいだけ)がくっきり。
今度は山スキーであっちにも行きたいな~

ここはまだ緩いほうですが、この後、ピークまで3回ほど急登と緩斜面を繰り返します。

尾根に出ると831峰(おそらく)が見え、眺めながらゆっくりハイク。膝下で少なめですがノートラックのふかふかの雪の上を歩く。気持ち良い!!


この後が今回最大の急登。両脇がガケのエリア。傾斜20%くらいの感覚でした。

ゆっくりジグザグにトラバースしながら標高を上げていきました。
滑らないようにつま先を雪に差し込み、ガシッと前刃を噛ませながら、太ももを持ち上げ急傾斜に食らいつく!
雪は湿っていて重くてなかなか足が上がらなくて。。
ここにきて、ライトニングアッセントでよかった~~(* *;;)と実感。
ほかのシューならもっとしんどかったと思います。

斜めトラバース時も、フレームの鋸刃ががっちりホールドしてくれて、横滑りすることもほぼなく、安心でした。
急斜面で横滑りしてしまうととたんに動けなくなり恐怖感がでてしまいますからね(T T)
↓急斜面をやっとこ登りきったところ。
下見えてません。ライトニングさまさまです。

パラゴンのメッシュストラップは、急斜面でもズレることなくフィット。
↓難所を超えると一気になだらかに。ここまで、1時間40分ほど。


スタートから2時間を経過し、もうすぐ山頂かと思いきや、地図を見ると山頂はまだもう少し先。。
下山の時間を見ると余裕がなかったので、
今回は見晴らしの良いピークでジンギスカンを食べ、戻りました。

ブーツの形状、パラゴンストラップの締め具合によってはフィットしすぎてすぐに脱げないことがあるので、甲の部分も緩めてから脱ぐ必要があります。
しかしながら、新バインディングの「パラゴン」は3ストラップのフィット感そのまま、さらに着脱しやすく使いやすくなっています。
この最新モデル、白石店でレンタル始めましたので!
気になっている方、ぜひぜひお試しください♪♪
次回こそはスタート時間を早めて、雪原のど真ん中行きたい!(反省)
北大店 ほり