今シーズン、各メーカーがある素材を使ったウエアを発売しています。
PrimaLoft® Gold Insulation with Cross Core™
プリマロフトは言わずと知れた中綿素材のメーカーですが、
今回ご紹介するのは、そのプリマロフトと宇宙開発で世界をリードする
NASAが開発した断熱素材であるエアロゲルと見事融合した、
「クロスコアテクノロジー」。
エアロゲルそのものは、
・超多孔質(微細な穴がたくさんの)
・低密度 (95%以上が空気!すごく軽い)
といった特性を持ち、下記のリンクから動画を見ていただくと
わかるように、非常に高い断熱性能を持っています。
その断熱性能の高さから、同重量の同社のプリマロフトゴールドとの比較では
クロー値(スリーピングマットの比較などにも使われている熱抵抗値を表している)
の比較で約1.5倍近くの差が出た、という結果も公表されています。
*細かく説明したいのですが、かなりのボリュームになりそうなので
かいつまんで説明しています。
エアロゲルのすごさ、少しでもわかっていただけたでしょうか。
せっかくなのでプリマロフト・クロスコアを
採用したモデルを一点紹介したいと思います。
NORRONAから
lofoten Primaloft80 Anorak
中に着用しているのは同社の
lofoten Gore-Tex Pro Jacket です。
中綿はもちろんプリマロフト・クロスコアで、
厚みは程よい80の番手です(単位面積㎡あたり80g)。
フードには60で若干薄めに。
肩・腰回り・袖はゴアテックス2レイヤーで厚手の表地になっており、
擦れにも強くなっています。
(撮影時かなり暑かったです、、、
)
以前、NORRONAのゴアッテクスプロシェル採用のアノラックを
ブログにてご紹介させていただきましたが、こちらも両サイドに
大きく開くファスナーを備えているので、
着脱に難儀することはありません。
お腹はお決まりのカンガルーポケットで、裏地がフリースなので
ハンドウォーマーとして使えます。
胸ポケットにはゴーグルクロスもついています。
寒い日やナイターでのゲレンデではこれ着て滑っちゃえ!
ってことですかね
フードのツバに固めの芯も内臓されていて
強風時の使用でも視界を妨げません。
断熱がウリの中綿ですので、冬山でシェルジャケットの
上から着用できるサイズ感で選ぶのがベターですね。
アフタースキーで着ても落ち着いたデザインなので
そのまま街中へ溶け込めます。
この他にもいくつかプリマロフト・クロスコアを採用した
モデルのウエアを展開していますので是非着用して
その違いをお確かめください。
白石店 ウエアコーナー