かなり街中の雪解けも進み、春の訪れを感じますね。
とはいえ山でスキーやスノーボードを楽しむにはこれからが本当にいい季節!
まだまだ楽しんでいきましょう〜!
さて、自分はというと友人のスノーボーダー3名と
3/9〜3/12の日程で利尻島へ行ってきました。
出発前の天気予報は前半2日は風が強め、4日通しての天気は比較的良さそう。
最終日の金曜はかなり穏やかな感じかな???という見立てです。
3/8の仕事が終わり夜の11時頃に集合して札幌を出発。
ギアを満載した車で道央道〜深川・留萌道を通り、
そこからオロロンラインでひたすら北上します。
5時前に稚内のフェリーターミナルに到着し、暫しの仮眠タイム。
7時前発のフェリーで利尻島へ。
防波堤の外へ出た途端大きな縦揺れが、、、
雲こそかかっているものの天気はよく、
島の様子ははっきりと視界に捉えることができます。
ちなみにこの後の便は動かなかったようです。
初日は、ターミナルのある鴛泊(おしどまり)エリアにある
ペンション、レラモシリのオーナーである渡辺敏哉さんのツアーで
利尻山に入る予定でしたが、強風のためこの日はキャンセルに、、、
残念ですが仕方ありません。
どうしたものかと考え中のところ、3年ほど前に利尻島に移住した、
自分の大学時代からの友人から「モービル出すよ」との連絡が、、、!
お言葉に甘え、鴛泊地区から程近いポン山という里山に登ることにしました。
説明が遅れましたが、利尻島で日帰りでバックカントリーを楽しむには
多くの場合、利尻山の裾野をスノーモービルで移動することが必要になります。
こんな感じで二人ずつ引っ張ってもらいます。
ポン山は標高444mと本当にお手軽。
モービルで引っ張ってもらった後の登り出しも200m程なので
滑るポイントまでのハイクアップもかなり短めです。
ポン山の南側から登ります。
振り返ると利尻山。
標高1000m以下の尾根にも次から次へと
雲がぶつかっては抜けていく。
画像左上の雲が強風を物語っています。
標高400mちょっとといえども、里山と侮ることなかれ。
天気が良ければ綺麗な海へ向かってドロップインすることができます。
島内のバックカントリーを楽しめるポイントの中でも特に海に近いのではないでしょうか。
滑走距離は物足りなく感じる方もいるかもしれませんが
利尻山と海に挟まれたポン山の抜群のロケーションが
それを忘れさせてくれるでしょう。
少なくとも自分は大満足でしたよ!!
登り返して結局3本。
それぞれ気持ち良さそうなターンをしていました。
下山後、利尻滞在中の4日間お世話になるゲストハウス「いちななにーいち」さんへ。
ポン山がある鴛泊エリアから車で20分もかからないくらいで隣町、利尻町の沓形(くつがた)に到着。
札幌を出て4人ともほとんど寝ずにここまできたので疲労困憊。。。
とりあえず近くの温泉に入り宿に戻って晩ご飯です。
ビールを飲んでいるとオーナーの佐藤さんと
このゲストハウス「いちななにーいち」の話題に。
元々サラリーマンだったそうですが、
地元利尻でこうしたゲストハウスを開くのが長年の夢だったそうで
脱サラしてコロナ禍の真っ只中の昨年6月に開業されたとのこと。
不安はあったもののオープン後の観光客が多い時期は
満室になることもあったようで、順調そうでした。
夜10時頃にベッドに入りましたが、窓が軽くガタガタなるほどの
風に雨も混じり、窓に激しく叩きつけていました。
強風でキャンセルとなったレラモシリのツアーを翌日に
スライドさせていただきましたが、「期待はしないでくれ」
との連絡が。標高の高いところでは雪かもしれませんが、
なんせ風が強い。これも利尻の特徴ですね。
翌朝、まだまだ寝足りず目を擦りながら準備。
朝方はかなり水分を含んだ雪が降っており、生憎の天気。
当日の風下になる、島の南東側の斜面に目星をつけていたようですが
ひどい湿雪と強すぎるが故、風をかわしきれないということで、
この日もツアーはキャンセル。
宿に戻り数時間各々の時間を過ごしたのち、また昨日と同じ温泉に。
自分はしばらく散歩していました(笑)
そのあとは沓形エリアの飲食店へ行くことに。
せっかくなので海鮮を食べたいということで、「お食事処 凡天」へ。
丼物や定食などが主なメニューですが、
一件だけでは終わりたくないと、刺身や天ぷら盛り合わせ・おでんなどを注文し
食べ物は軽めに。そしてしっかりと全員ビールを注文。
天気は悪くても変わらずビールは美味い!
ここだけでもかなりの満足感でしたがやはりもう一軒、
となり続いて入ったお店が「なべちゃん」さん。

特に決まったメニューはなく、食べたいものをリクエストすると
ある物で見繕ってくれる、というスタイル。

「1メニュー1000円ね」と言ってまず出てきたのがこちら。
この後も毛蟹が出てきたりと本当に良くしていただきました。
2軒目でも結局しっかり3杯くらい飲んでしまいましたが、
翌日のまだ見ぬ斜面のため、英気を養うのでした。
もし今後利尻島に訪れる予定のある方には、
お店を切り盛りするお母さんの人柄にも是非触れてほしい。
そんな一軒です。
さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。
前半2日はウォーミングアップということでゆるい感じですが、
後半戦は食べ物の写真は一切ありませんので次回も是非お楽しみに(笑)