先週4月の新雪を満喫した方おめでとうございます!
まだまだBCには雪も残っていますのでこれから山を目指す方も是非ご来店くださいね。

(数年前の北海道トリップに来たときの写真ですが...移住できて感涙です)
私は本日お休みを頂いていたので近所に滑りに行こうと思ったのですが生憎の雨模様...。
そんなわけでお店のワックス台をお借りして板のメンテナンスをしておりました。
どうしても春先の雪でソールは見えない(見えている泥もありますが)汚れで一杯...
とりあえずベースワックスでクリーニングです。
ベースワックス兼クリーニングワックスのKWX-1
このワックスの特徴は非常に融点が低い(65℃)ということ。
簡単に伸びて浸透性が高いのでベース作りや汚れ落としに非常に有効なワックスです。
融点が低い=ソールや中の芯材にダメージを与えずワクシングが可能
最近の板は軽量化の為に中空のコアになっていたり、接着剤も少なくなっており熱で内部剥離を起こす場合があります。
・極力融点の低いワックスで
・よく切れるスクレーパーを使い
・溝の中にワックスが残らないようブラシを使ってしっかり掻き出す
高い滑走性と板を長くいい状態で使うコツだと思います。
この板はカシワックスKWX-1とKWX-3だけで1シーズン通して使っていますがベースバーン(ソールの白化)も
滑走性の著しい低下もありません。
KWX-3も融点が低いのでこの状態まで仕上げて最短で30分くらいで終わってしまいます。
今日は自分のスプリットとパウダーボード、パートナーのサロモンの3本メンテしましたが
2本はワックス塗って、サロモンは2回ワックスしてブラシまでかけてトータル1時間でした。
リブテック やグヌーのソールの色抜けもアイロン温度を低めで使えばある程度避けられますので
融点の低いカシワックスはおすすめです!
当店のワックスコーナーではブラシも含めてご用意があります。
ぜひ板の滑走性が落ちたなという方2Fのスノーコーナーで申し込みの上ご利用ください
-ご注意-
・占領されると次の方が使えませんので1時間以内で
・使い終わった道具はしっかり片付けて、ワックスかすは掃除機で吸い上げてください。
・ワックスカス以外のゴミを備え付けのゴミ袋に入れないでください(特に空き缶やペットボトル)
細かい事ですが街の自転車屋さんが空気入れの貸し出しをやめたり、お店のフリースペースが無くなるのは
マナーの低下、備え付けの道具を雑に扱う方が多いのが原因です。
ぜひ綺麗にワックススペースを有効利用してください!
では!