風不死という名前、、、
なんともかっこいい名前ですね。
2F 双樹先生いわく「風不死=アイヌ語のフプシ=トドマツを意味する」というみたいです。
とは言っても今の僕の力では、どれがトドマツなのか見分けるのが難しいです、、、、
学生の時に、北尾根コースから風不死岳~樽前山の夏道を登ったことがありますが、
今回のルートは、大沢コース~風不死岳頂上~楓沢コースの沢登りスタイル
気温は1桁台。もちろん寒かったです、、、
~今回の行動着ウェア~
アンダーウェア:finetrack 『ドライレイヤーウォーム』
ベースレイヤー:MAMMUT 『アジリティー ロングスリーブAF』
ミッドレイヤー:The North Face 『エクスペディション グリッド フリース フーディ』
シェル、インサレーション類は、下りや休憩時のみの着用で出番が少なかったため割愛
パンツは以前、秀岳荘のInstagramでもご紹介した
patagonia
『アルトヴィア・アルパイン・パンツ(Altvia Alpine Pants)』
この子は、伸びがあってストレスのない履き心地の他に撥水性がものすごくて重宝してます。登山はもちろん!沢でもクライミングでもいい!
それでは、山頂を目指してスタート!!
今回は、気温も低く山頂がどのような状態なのか分からなかったために、沢靴ではなく登山靴+ゲイター(靴の中に砂利や水の侵入を防ぐ足首周りに装着するもの)で挑みます。
ドキドキワクワク大沢コース
何やら遠くに見える滝、、、
進むと次から次へと出てくるゲームでいうBOSS感がたまらない
F1の滝が、登山靴のため、登りにくい、、
そして、水温が非常に低いため、絶対に濡れたくない!!!!
だが、あくまでも沢登り。絶対に濡れないなんて難しいです
手が、キンキンに冷えます
冷たすぎて叫ぶ双樹さん
そんな我々のバックには、支笏湖と紋別岳(866m)の景色が美しく広がる。
ほぼ垂直の滝。
ここは、高巻き(迂回ルートで登る)します。
秋もすっかり終わりました。
美しいゴルジュ帯
700m付近から地形は扇状になり、どこから夏道に出ようか、地図読みが複雑になる。
この辺からは、落石にも特に注意しながら進む。
あともう20分ほどで夏道に出るというところで、雲の色がすっかり変わり
パラパラと雪を観測
道迷いに注意しながら、夏道に出る
周りはあっという間に雪景色
そこから、10分ほどで山頂
身体が冷えないように、停滞はせず、すぐに下山開始。
樽前山方向に歩き、楓沢コースへ出る。
風も吹いているために、足元に注意
白い雪道には、新鮮な足跡
しかし、そんな足跡もすぐに新鮮な雪によってかき消される
ここからは、中々の強風でした、、
バラクラバ仕様のThe North Face 『エクスペディション グリッド フリース フーディ』が大活躍。
手は、凍ったように冷たくなり、風の当たらないとこで小休憩とシェル、グローブを装着
少し下ると、風不死岳方面から太陽が顔をだして雪も止む。
楓沢コースの一番の魅力と言えば、苔のゴルジュ
緑の絨毯!!もう少し気温のポカポカした日にここで寝っ転がりながらランチでも食べたい、、、
ここの下山コースは、懸垂下降をするシーンが2か所ほどあります。(回り道もあり)
本日の山は、沢、雪、苔と自然を思いっきり満喫できました。
ただ、やはりこんな季節の変わり目だからこそ。レイヤリングが本当に難しくて、
前日の夜は、たくさん頭を抱えました。
悩んで、悩んで、考えられるいろいろな想定をしてみました。
山の高さや、その日の気温、風の強さなどなど、、、
総合的に判断をして、最軽量で行きたいものです。
今回感じたのは、
finetrackのアンダーウェア
『ドライレイヤーウォーム』
と
The North Face
『エクスペディション グリッド フリース フーディ』
の相性が抜群だということ。
登りは、これ以上脱ぐと寒いし、これ以上着ると暑い
というベストなレイヤリングでした。
今回、沢という水に濡れるシーンがありましたが、
その濡れを肌まで感じさせないアンダーウェア(ドライレイヤー)の機能性とミッドレイヤー(エクスペディション グリッド フリース)の保温力と速乾性が素晴らしいと感じました。
レイヤリング次第で
山は、年中無休で快適に楽しめますね!!!
北大店ウェア売り場 あさき