少し遅れましたが、
新年あけましておめでとうございます。
北大店ウェア売り場あさきです。
4月から秀岳荘で働き始めて、充実した毎日を送ってきました。
休みの日は、9割以上『山、沢、壁』に向かった日々を過ごしてきました。
こんなにも恵まれた環境の中で楽しく2022年を迎えることができて
とても幸せに感じます。
たくさんのフィールドを経験して
少しでも皆様に還元できていましたら幸いです。
2022年もどうぞよろしくお願い致します。

新年1発目といえば
『初日の出!!!!!』ですよね????
タイトルにある通り道東の百名山の一つ
雌阿寒岳へ行って参りました。
今回は、僕と北大店スタッフ毎度おなじみの双樹、安藤
知人のSさん、Aさんの5人で行ってきました。
私の生まれ故郷は「北海道北見市」
札幌市から車で片道5時間ほどかかります。
大晦日の朝は、早朝、藻岩山のご来光を拝み
クライミングジムで登り納めをして
出発
なんと今回の年末年始は、大寒波
帰省ラッシュに加えて、高速は吹雪で通行止め。
なんと9時間もかかりました。

2022年1月1日、私は山の準備に追われて
パッキング中に新年を迎える。
あ、あ、あ、、、
午前1時半起床予定なのに、、、
早く寝ないと、、、
なんて事を思っていたら新しい年が始まっていました
遠くからは、ジャニーズのカウントダウンで楽しそうに新年を迎える家族の声が聞こえる
午前2時15分、ぎちぎちの荷物を積んで
私の乗るスペースなんてないんじゃないかと言えるほどの車で
迎えに来てくれた北大店2階スタッフ双樹&安藤。
どうやら、僕以外の4人は一緒に山旅をしているらしい
今回は、その道中で拾ってもらい
雌阿寒岳の初日の出を見に行くという計画
実家から雌阿寒岳登山口までは、車で1時間半ほど
北海道に住んでいると、この距離は近いと感じますよね??
登山口に着くと
早速準備開始
え、この寒さの中、準備しなきゃダメですか?と心の中で思うほどの
寒さを感じます。
肌の露出している部分は
すぐに寒さから痛みに変わる
道東は、こちらの景色とは違う世界みたいに雪が無かった。
コースは、野中温泉から夏道に沿って頂上を目指す。
暗いくらい針葉樹林帯を進む
常にフクロウにこちらを睨まれているような世界観
植生が変わったところで
アイゼンを装着
気温も低いためか、ハイマツについた雪の結晶がキラキラしていて美しい
うっすらと見える街の灯り
ここで僕のスマホは、寒さにより電源が落ちて
終了
前半でスマホの電源が落ちるとは
恐るべし気温
徐々に東の空からオレンジのグラデーションが見えてくる
稜線に出ると恐ろしく冷たい風が我々を襲う。
手足は、すぐに感覚がなくなる。
雄阿寒岳
阿寒富士
頂上でると、2022年最初の光が顔を出す
手足は、すっかり冷えている。感覚としては、そう、とても痛いです。
外気温は、-22度
風も吹き、体感気温は、-30度ほど
女性陣のまつげに真冬の特殊メイク
顔の肌もヒリヒリとしてきた
凍傷になりかけているのがわかる
完全に初日の出が見えた瞬間
そんな、痛みや寒さ、疲れなんてどうでもよく感じてきた
2022年、1年間分のエネルギーを存分に充電中
満タンになったところで下山開始
足の感覚がなさ過ぎて、普段のアイゼン歩行ができていないのがわかる
安全第一で帰ります。
風がないだけで、感じる温かさが全く違います。
下山後は、温泉に直行!!
と思いきや、オンネトーに寄り道!!
もうひと遊び~~~~
早速、オンネトーのアイスバブル散策
アイスバブルとは、湖の底から出るガスが氷の中に閉じ込められて見られる現象でとても神秘的です。
冬の湖畔を歩く際は、十分な注意が必要です。
真っ白な雪原が広がる
奥左が雌阿寒岳、右が阿寒富士
さっきまであそこの上にいたなんて!!??と思わされるのが登山の魅力の一つだと感じています。
シャリシャリ冷凍コーラ
こちらは、愛用中の去年、新作で発売された商品
『サーモス 真空断熱チタンボトル』
持った瞬間から激軽なのが分かります
冬のフィールドで飲む白湯はなんでこんなにも染みるんでしょうか
めちゃめちゃ軽くてチタンのマットなカラーがいいのですが※店頭在庫は完売です
まるで北海道のウユニ塩湖の様です
こんな写真もできちゃいます
お決まりのお昼寝タイム
帰りの車でも、もちろんぐっすり

2022年も始まりました。去年1年間、コロナに振り回されて苦労した一年になりました。
しかし、その中で少しでも自分なりのポジティブ思考で
楽しみを常に見つけ出し続けられたらと思います!!
END.