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秀岳荘スタッフみんなでブログしちゃいます。


by shugakuso4
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雄冬大壁クライミングレポート

北大店ウェア売り場 あさきです!
今月末、大雪ウルトラトレイル60㎞にエントリーしてみました。
最近、雨ばかりでなかなかモチベーションがあがりません・・・
晴れたら行きたい山がたくさんあるというのに・・・


そんな中、先日 
北大店登山売り場 双樹さんと白石店ウェア売り場 泉さんと僕の3人で
『雄冬大壁』に行ってきました。
6月の中旬だったので今より気温もひんやり

雄冬の大壁なんてどんな大きい岩があるんだろうか
僕は去年からずっと行きたかったのですが、なかなか予定が合わず行けずにいました。
念願の雄冬大壁!!


雄冬大壁クライミングレポート_d0198793_19152386.jpeg
白銀の滝に駐車して
アプローチは、歩いて10分ほどでアクセスが素晴らしい!!
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途中でテトラポットの上を歩きます
雄冬大壁クライミングレポート_d0198793_09572030.jpeg
はしごやロープを設置して頂いた方ありがとうございます!!
どんどん近づくたびに迫力が出てきます。
雄冬大壁クライミングレポート_d0198793_09575210.jpeg





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ドーーーン!!






まずは、アップに5.9の「フラメンコ」を登ります。

※「」の中は、課題の名前です。
5.9とは、そのルート課題のグレードを表します。
日本やアメリカでは、このように示しますが、ヨーロッパでは異なる表し方があります。
以下は、僕が感じたイメージですが

 .
 .
 .
5.8
5.9
→初心者入門向け
5.10a
→ここから少しずつ難しくなる
5.10b
5.10c
5.10d
5.11a
→かなりの練習が必要
 .
 .
 .
 .
5.14a
→プロの人が登っている
 .
 .
 .



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ここの岩場は
よくよく見るとすべてケミカルアンカー(頑丈に固められた安心感のある支点のこと)
普段はアルパインクライミング派(クライミングは、大きく分けて
フリークライミングとアルパインクライミングがある)
なので、ものすごい安心感

この課題は、
凸角に出たりなんだか3Dで面白い、下降注意!

岩のフリクションもいつも登っている小樽の赤岩と全く違う感じ
手汗っかきでヌメり手の僕に、普段は感じない摩擦が働いています。



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ロープを束ねるイケメン





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振り返ればすぐに海







泉さん5.8「ボナニート」にトライ
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ガバ(登るときにあると嬉しい最も掴みやすいところ)が少なくて
クラック(岩の割れ目)を細かく拾っていく核心部(登るルートで最も難しいところ)に苦戦








双樹さん5.7「ボンディア」にトライ
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難しいところはないが、長いルートなので高度感にあふれる。
さらにスラブ(傾斜が寝ているが、落ちるとズルズルと落ちて痛い⇔ハング)なので恐怖心もアップ!







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全然緊張感のないダメダメビレイヤー(僕)

※クライミングは、
登る側の「クライマー」と
クライマーが落ちた際にロープで止める側の「ビレイヤー」という役割がある。
ビレイヤーは、クライマーの安全確保のため、常に緊張感が必要である。







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緊張感のない傍観者
ちゃんと応援してーーー!!136.png







続きまして
5.10b「サグラダファミリア」
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1ピン目がやや遠いが難しくはない。
核心部は、レイバック(楽に登るための動きの一つ)!
写真で見るとかなりの高度感






お次は、
5.10c「ドンキホーテ」
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無数のポケット(穴の開いたような掴めるところで、掴むというよりも指で体を支える)
をお好きなように使えます!
僕は豊富なポケットを鷲づかみしながら登らせていただきました。










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この岩登りが終わった後、
双樹さん&泉さんペアは、谷川岳にクライミング遠征に行くみたいで
突如、レスキュー講座が開催されました。
僕も最近覚えた、カウンターラッペル(救助方法の一つ)の復習。

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要救助者役は、双樹さん
早く助けなきゃ!!149.png


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必死に助けます

身長差・体重差があるので、想像以上に大変です。


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助けに来たよ~


普段は、クライミングジムで練習している事でも、実際の岩場に来るととても難しく感じます。


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あさき先生



この後、人気ルートの5.10c「アルハンブラ宮殿」にも登りたかったですが
午後からは用事があるのでタイムアップ!!
他にも2Pのルートもあるので楽しみは次回にお預け



ここは、何時間いても飽きない。
岩のフリクションも良い。
ボルトもしっかりしている。
アプローチが楽。

また来たいです!!



ちなみに、今日僕が着ていた青色のジャケットが
お気に入りなので紹介させてください!!

Rab(ラブ)
『Borealis JKT(ボレアリスジャケット)』
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厚さで言うと薄めのソフトシェルにあたります。
ポイントは、ハーネスに干渉しない大きな胸ポケット
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ちょっと肌寒い時のクライミングでは、これがかなり重宝
ソフトシェルのストレッチ性が動きを妨げない
僕は、この絶妙なフィット感が好きです。

※数回使っていますがまだ穴は開いてませんが、鋭い岩場では、少し注意です。

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暑い時は、ポケットがメッシュなので
開ける事でベンチレーションになります。

あとは、なんといっても

秀岳荘販売価格
¥10,890-(税込)
これは、買いです。

※北大店には、カラー:Beluga/Mサイズ(日本サイズ)が1点だけ在庫残っております。この色なら普段使いもカッコいい!
山にも自転車にもいいのでは?!

これからは、暑くなるのでまた秋に出番があるかな
以上、ウェア紹介でした!!








北大店 ウェア売り場 あさき







by shugakuso4 | 2022-07-02 19:15 | 自然遊びレポ