こんにちは!北大店 あさきです!
先日、遠軽町白滝で開催された
「大雪山トレイルジャーニー2022」の60kmの部に参戦してきました!
こう見えて、レースというものは初めましてで、
大会一週間前からずっとソワソワしていました。
山は大好きですが、
そもそも、実は、走るのもあまり好きではないほうです…
山に行けるランなら!!トレイルランならいけるかも!!
と初レースなのに自分の力試しにと、
生意気にも一番長いレースを選択しました。
普段、
トレーニングで山を走ることはありましたが、
レースとなると緊張します。
今回の装備は、こんな感じです。

・雨具上下
・ウィンドシェル
・サングラス
・熊鈴
・FAキッド
・携帯トイレ
・テーピング
・時計
・ヘッドライト
・簡易コップ
・ポール
・行動食、ジェル類
・水1.75リットル
・帽子
・長袖シャツ
・ノースリーブシャツ
・ラン用短パン
・ランソックス
・トレランシューズ
・トレランザック10リットル
パッキングするとこんな感じ
60kmの部は朝の4時スタートなので
「白滝高原キャンプ場」に前泊します。
今回は、
40㎞の部に参戦する2Fスタッフの安藤さんと奥さんのアヤナさんに同行させていただきました。
前日は、雨が降る中、キャンプの準備
カロリーをたくさんとります!!
薪も割ります!働きます!
五右衛門風呂にも入っちゃいます(100円でシャワーも出ます)
魅力満点のキャンプ場
本を読みながら薪番
安藤の兄さんと一緒に入っちゃう

トイレもきれいだし、今度は普通に泊りに来たい
沢山食べたら、もう寝ます
安藤の兄貴からトレランの極意を伝授中
朝は早いです、、、
Good night

午前2時起床
気温は低めで、ダウンシュラフが心地よい
安藤氏は、
トレラン界のベテランなので、てきぱき動く、ランタンに火を灯して起こしてくれる、テーピングも張ってくれる、
アヤナさんは
ご飯を作ってくれる、私はひたすら準備
安藤夫妻に至れり尽くせり
小野社長 朝から営業ご苦労様です!
今回の大雑把なコースはこんな感じ
安藤コーチに最終チェックをもらい、
いざスタート!!
最初は、約15㎞のロードラン
朝日と高原にかかる霧の見事なマッチ
この美しさでペースが上がる
第1エイドで、必須装備品のチェック
この時点では、なかなかいいペース
長い長いロードを乗り切ると、北大雪スキー場を一気に駆け上がり、標高を上げます
ここから先は山岳区間
天狗山、有明山を越える
山の上の天候が悪くて、動きを止めると低体温になってしましそうなくらいです。
ここから先は、
昨日の雨のせいか、
道がひどい状態で、まるで田んぼの上を走っているのかというくらいの感覚
何度も下りで転びました。
次のウォーターエイドに到着するまでは、
我慢との戦いでした。
着いた頃には、ザックも身体も泥だらけ
次は、地獄の林道コース
孤独にやや降りを走ると後ろからなんとなく熊鈴の音が聞こえて、後続の方と一緒に走ります。これがかなりの救いでした。
なぜか、やられていた身体がエンジン全開で激走します。孤独よりも2人だとパワーをもらえることを知りました。
第2エイドポイント到着
バナナとカップに入った杏仁豆腐、スポーツドリンクがうますぎる
スタッフの方々も応援してくれて元気が出ます。
もう少し身体を休ませたかったですが、後続のベテランランナーの方々は、次の区間を続々と走り出す。
気持ちばかり焦りだすものの、次の平山の登山口(第3エイド)までは、やや上りの林道区間。
身体的にも精神的にもボロボロで身体が言う事を聞かない。徐々に前々から痛めていた膝が悲鳴をあげていく。
走ることは、もうできないと思いながら、ポールを杖代わりにして少しでも早く前に行く
ここで、トップで走る選手たちが折り返し帰ってくる。
どうやら、平山は悪天候のため登ることができず、コース変更があったみたいです。
第3エイドまで力を振り絞る
すると、さっきともに長い林道を一緒に走ってくれた方がいました。また、第2エイドまで来た林道を折り返します。
ここで、知り合いの方々とすれ違い元気をチャージしてもらいます。
もう少し、頑張ろう、、、
第2エイドまで引き返すと、次は、先ほど下ってきた長い長い長い林道を再び上り返す。
ここで、40kmの部の方々のすれ違うが、皆フレッシュな顔をしている姿をみて精神的にもやられてしまう、、
そんな中、いつもクライミングジムや山トレーニングを一緒に頑張っているテッコさんとすれ違う
背中に闘魂注入してもらい再び気合を入れなおす。
もう少しがんばろう!
長い、、、、
長すぎる、、、
そんなことばかり考える。
地図を何度もみて、一方通行なのにまるで道に迷ったのではないかというくらいの絶望感
次の曲がり角曲がれば何か見える!などという期待感ばかり跳ね返される
40kmの部の方々がどんどん後ろから僕を抜いて行く
膝の痛みはピークに達する
ポールはもはや松葉杖みたいに使う
やっと着いた最終エイド
心も身体もボロボロだ、、、
なんと、この時点で58km
これから、有明山、天狗山の登り返し山岳区間12kmが残っているというのに、、、
コース変更により、距離が伸びたようです
それでも行くしかない
エイドのスタッフの方々、一緒に走る60kmの部の方々から勇気をもらいラストスパートに気合いを入れる
最後の山岳区間は、もはや、田んぼの坂登り
前半、一度ここを通っているはずだが、人がたくさん入った為であろうか、道は格段に悪くなっている。
滑落の危険度はマックス
足元は泥だらけ
降りは、膝に力が入らないので転ぶしかない
笹藪に頼りながらゆっくり降る
最後のスキー場の降り
もう、膝は麻痺してきているのか痛みも感じない
最後の力を注ぎ、ゴールまで突っ走る
安藤コーチが迎えてくれる
少しでも動いたら攣ります。
しばらくこのままでいさせて下さい。
コース変更もあり距離は70kmになりました。
道の状態もかなりの悪条件
満身創痍の状態で頑張りました。
天使あやなさんがコーラを買ってくれました

!
辛い時は、この2人の姿を思い出して、背中を押してもらいました
安藤夫妻、スタッフの方々、一緒に走った仲間達、
たくさんの人に支えられて完走賞いただきました。ありがとうございます


初めての完走賞!!
嬉しい!!
たくさんの方々に支えられて得たゴールでした
ありがとうございました。
普段は、クライミング、登山に熱を注いでいますが、
たまに、レースに参加して、自分への挑戦として出てみるのも面白いものです。
ここからは、今回の注目のアイテム紹介です。
今回、僕が履いていたソックスについてです。
「drymax」
LITE TRAIL RUNNINGモデル
下記は、メーカー説明です
ソックスの重要な役割は、
皮膚の表面から汗を効率的に取り除くことです。
ドライマックスは独自開発の繊維を使用しており、
通常のソックスに使用される繊維(ポリエステル、アクリル、ナイロン、ウール)に比べて
25倍もドライに保てることが実験で証明されています。
長時間のトレーニングには、汗を瞬間的に発散できるドライマックスが最も適しています。
(ロータスホームページより)
実際に使用した感想は、
全く蒸れないわけでは無い。
しかし、驚きなのは、長時間のレースでも
足のトラブルが一切起こらなかったことでした
さらに、あれだけ道の状況が悪かったにもかかわらず
林道を走っている間に
靴の中は、べちゃべちゃ感もなく
いわゆるドライになっていました。
お値段も、
秀岳荘販売価格¥2,079‐
お試しには、最高の価格
現在、北大店のみのお取り扱いです。
これとは別にもう少し厚みのある
TRAIL RUNNINGモデルも展開中
こちらのお値段は
秀岳荘販売価格¥2,178‐
道や荷物の重さによってクッション性を増やしたい方はこちらのモデルがオススメ
是非お試しください!!
北大店ウェア売り場 あさき