こんにちは。
先日の休日に白石店スタッフで憧れのニセイノシキオマップ川(天国の階段)へ沢登りに行ってきました☆彡
こちらの川は、ニセイカウシュッペ山からみると中央にある川です。ニセイノシキオマップ川はアイヌ語で『峡谷・の中央・にある・もの』と言われています。天国の階段と呼ばれるのは、F2(二つ目にある滝)が、順層の岩の階段で天国に続くように見えるからです。逆に落ちてしまったら本当の天国行きになってしまいます・・・。そんなことにはならないように頑張って登ります。

F2 天国の階段です。
本日の行程は10時間以上を予定していて、朝早く出発する為、仕事が終わったら即、層雲峡に向かい前泊をしました。
朝起きると層雲峡の天気は曇り。午後から雨予報の為、核心の滝は雨が降る前に登りたい。
さて、私達はどうなるでしょう。
林道歩きは、タイセツトリカブトが咲いていて癒されます。

最後の堰堤で長い林道歩きが終わり、ここから間もなく入渓します。

ここから滝までは、ブタ沢(滝などの見せ場が少なく、荒れ気味で面白みのない沢)を歩きます。

滝が姿を現しました。

リーダーがF1のルートを考え中。
(沢登りでは顕著な滝を下流から連番をふって表現します。FはFall(滝を意味する英語))

折角の沢登りなのでシャワーを浴びながら登りました。
この時にレインジャケットを着ました。濡れと寒さを軽減できます。

こちらの沢は、支点はありません。
リーダーが、ハーケン(岩壁の割れ目に打ち込んで使用する金属製のくさび)を打って支点(安心してぶら下がれるベース)を構築してくれました。

F2 天国の階段が現れます。
憧れの天国の階段に私も登れる日が来るなんで感動です。

上から見下ろすと高度感あります。

時にヌルっとするところもあるので、ヒヤッとしました。

今回の行動食
ニセコのSPROUTさんのコーヒーゼリー。
甘さ控えめで美味しかったです。固形感があって少し食べた感もあります。
F2が終わってほっこりです。
しか~し、すぐにF3が現れました。
こちらも支点はありません。途中にヌルっとポイントがあるので、安全に登る為にロープを垂らしてもらいました。

ローソク岩が現れました。しかし、ここでまだ終わりません。草付きの岩が滑り気が抜けません。
稜線に上がると巻き道を通らずにナイフリッジを大槍へ向けて歩きました。山頂からトラバースして、ニセイカウシュッペ山の夏道に合流しました。
核心の滝で、雨に当たらずに無事に登頂しました。登頂後は、余韻に浸ることなく証拠写真を撮ってそそくさと退散しました。
夏道を通り、途中で沢に降りて車まで歩きました。
下山して温泉後に楽しみのお食事をしようと思ったら、上川エリアは閉店時間が早くて食事にありつけませんでした。一日で10時間オーバーの山行で、翌日、前ももがえらいことになりました・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
白石店カヌー売場 藤田