パタゴニア紀行④エルチャルテンEl Chalten後半
2023年 05月 05日

1/31スシア湖、カプリ湖キャンプ場
2/1スーパー巡り、スペイン料理店、クライミングジム見学

1/30
2泊3日のトレッキング初日
今日は赤色のルートを歩きます。距離約14km 標高差600m
5:00起床
7:00出発
テント、寝袋、食料などを入れてリュックの重さは約13kg。キャンプ場の近くを流れる川の水を飲めるので、水分はあまり持たなくても良いです。
トレイルの入り口




「あそこ登れるのか?」と途中の岩場をしばしみつめる

天気良く風も無く、心地よいハイキング


このルートも分岐点に看板が立っていて迷わずに歩けます





★ここで今回の滞在中に使ったスペイン語トップ3★
№1「Hola! (オラ)」→こんにちは/何時でも誰にでも笑顔で言う。
№2「Gracias! (グラシアス)」→ありがとう/何かをしてもらったら笑顔で言う、道を譲った時などに言ってもらえる。
№3「De nada (デナーダ)」→どういたしまして/Graciasと言われた時に笑顔で言う。
トレイル上で他のハイカーとすれ違う時には、必ずこのどれかの単語を言ったり聞いたりします。この三つさえ覚えていれは何とかなる気がします。
ちなみにこの他に言ったスペイン語は、
・「ハポン」→日本/どこから来たの?と聞かれてJapanと言っても通じない時に言う。
・「ウノ」→1/レストランなどで注文するときに大抵「何個?」と聞かれます。
・「ドセ」→12/「何人?」と聞かれたら言う。
11:00-11:45ポインセノット Poincenotキャンプ場




小動物好きの宮崎の目にまず入ったのはこの鳥

karakaraという名前だそうです。カラスの2倍くらいの大きさで存在感有り。近寄って来られるとこちらがやや緊張してしまうくらい威圧感もある。歌舞伎役者のようなユニークな髪形♡

テントを立てて荷物を置いて、フィッツロイに最接近できる展望場所まであともう少し

強い日差しを背に受けながらきつい斜面を登っていきます。高低差は約200m
強すぎると厄介な風ですが、こんな日差しの日には少しは吹いて欲しい…
結構辛い登りですが、だんだんと山が近づいてきてテンションが上がります。



13:15ロス・トレス湖の展望場所 Laguna de Los Tres Mirador到着
フィッツロイ Monte Fits Roy

隣の高台から見るとこんな感じ↓


ここから先はしっかりした装備を持ったクライマーの世界。普通の人はとても歩けません。


北海道の大雪山にも咲いてそうな花


色んな色が混ざった石

18:00頃 karakaraのいるキャンプ場に戻ってきました。

夕食:山菜おこわアルファ米、ワンタンスープ、カレー、ハムのステーキ
Mshkさんが持ってきてくれたチーズ


1/31
4:15綺麗な星空の下で起床
極寒の中、持ってきた服をすべて着込んで出発、キャンプ場から10分ほど離れた開けた場所でじっと待つ
5:30~6:30朝焼けに染まるフィッツロイ




9:15出発
ポインセノットキャンプ場→スシア湖→ポンセノットキャンプ場
往復で9km 標高差ほぼ無し
今日は水色のルートを歩きます。
昨日歩いたルートよりもずっとトレッキングしている人が少なくて、渋滞もなく静かです。




ずっと川に沿って歩くルートですが、
大きな石がゴロゴロしている部分は歩きにくい



11:00スシア湖Laguna Sucia到着

フランスから一人でやって来たピンクキャップのYOUとお互いの写真を取り合いっこ
(後日このYOUと思いがけないところでばったり再会することになります…)


遠くには

笛を吹く人

氷河が溶けて湖になり、
湖から流れ出た川がキャンプ場の近くを通り、
その水を私たちが飲む。


いずれこの氷河が溶け切り無くなると、
景色も変わってしまうしキャンプ場の飲み水も無くなってしまうんだなぁ
と思うと少し悲しくなる。
秀岳荘×フィッツロイ写真の撮影風景
足元は裸足(笑)


13:15ポインセノットキャンプ場着
人間の食べこぼしを拾って食べるkarakaraやヒバリに囲まれながら昼食
14:00ポインセノットキャンプ場出発
15:10カプリ湖 Lago Capri キャンプ場着
距離4.2km 標高差ほぼ無し


トイレはこんな感じ。清潔とは言い難い。

テント設営後カプリ湖畔でまったりする



ヒバリが人懐っこくて、足元まで接近してくる
17:30五目ご飯、ハムステーキ、カレー

20:30就寝
2/1
3:30星観察
7:00起床
朝食:ちょっと寒かったのでテントの中でカレー、カップ麺、パスタ入りスープ、ハムステーキ

カプリ湖キャンプ場から眺めた朝焼け

9:30カプリ湖キャンプ場出発
地図の黒線のルート

あまりにも多くのトレッカーとすれ違い過ぎて、オラ!グラシアス!デナーダ!と挨拶するのに疲れてしまう。
10:30町に到着

スーパーやパン屋を覗きながら帰宅
11:30帰宅→シャワー→ランドリー屋さん
昼食:アンガス牛ステーキ二人で三枚、エンパナーダ、パン屋の菓子、ヨーグルト、オレンジ

18:00-21:20エルチャルテン最後の夜なので、みんなでスペイン料理店で夕食

陽気なお姉さん

アパート近くのクライミングジム見学
エルチャルテンにはこの一軒しかクライミングジムは無さそうです



アパートの受付で明日早朝のタクシーを予約してもらえるよう掛け合うが、当日の朝にならないと予約できないと言われてしまう。明日のカラファテ行のバス発車時刻が8時だからタクシーには7時にアパートに来てほしい、でも受付がオープンするのが7時、タクシー運転手さんにはスペイン語しか通じない。どうにかなるか?不安を抱えつつ就寝。
白石店ウェア売り場宮崎、白石店登山売り場小山田(④は主に宮崎が記述)