パタゴニア紀行⑤カラファテEl Calafate観光→チリChile入国
2023年 05月 05日
2/2エルチャルテン→カラファテへ移動、カラファテ散策、バーベキュー
2/3ペリト・モレノ氷河、カラファテ散策
2/4フラミンゴ、カラファテ歴史博物館、カラファテ→チリのプエルトナタレスへ移動
<El Calafate>
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから飛行機で4時間南下したところにある、南部パタゴニアの起点となる町。飛行場や大きくてきれいなバスターミナルもあります。チリ行きや各地への長距離バスが接続されています。エルチャルテンへのトレッキングや、ペリト・モレノ氷河へのツアーなども一日に何便も出ているようです。
メイン通りには土産物屋やレストラン、アウトドアショップが並んでいます。町の北側にはフラミンゴや野鳥が多く集まる湖があり、野鳥観察や乗馬できるところもあります。エルチャルテンに比べると大きな町で、必要な物は何でもそろう印象。
訪れてまず驚いたのは野良犬の多さ。やや大きめの犬がそこかしこにいます。でも行儀が良く、近くに寄ってきて鼻でクンクンされたりしますが無視していれば去っていきます。人々もわざわざ追い払うことはしません。
2/2
4:20起床
7:00タクシーが三台来てくれた。
受付の人がどうにか手配してくれたみたい。良かった。
エルチャルテン初日の時と同じようにタクシーと徒歩でバスターミナルへ向かう。
途中にあった公園の運動機器で遊ぶ
七泊も過ごすと、この町への愛着が湧いてくる
8:00-11:00バスでカラファテへ
2階建てバス。広大な南米では長距離バスでの移動が一般的でバスは快適なものが多い。リクライニングシートでとっても快適だが、冷房が効きすぎていて寒い。
1週間ぶりのカラファテ。この日から二泊滞在する『Edifico Sam Slick』もキッチン付きアパートスタイルのホテル。坂の上にあり、ベランダからは湖が見えてロケーションも良く、庭にはバーベキューが出来るスペースもあり、部屋も綺麗で快適。
この日は夕ご飯まで自由時間
カラファテの町を散策する前に宮崎と小山田はAbさんからの命を受けて、明日のペリト・モレノ氷河観光の手配をすることに。
交通手段を選び、できるだけお得に11名分の予約をしなければなりません。
まずアパートのオーナーに尋ね、交通手段だけでも観光会社から出ているツアーを利用する、タクシーで行くなどいくつかある事を知る。とりあえずまず教えてもらった近所のタクシー会社・Agencia de Taxis y Remis ElPuma (ピューマタクシー)へ行って、スマホ(Google翻訳アプリ)を使ってやりとり。『一台25000ペソ、カードの場合は10%増、一台に4人乗れる、氷河見学中3時間待っててくれる、8時アパートお迎えOK。』なかなか良い条件だったのでこのタクシー会社で決定。思いのほか手こずらずに素早く手配できた。
街中散策
町中を馬が普通にパカパカ
マテ茶を飲むやつ
お昼ご飯をまだしっかり食べてなかったので、適当なカフェに入って何か食べることにする。オールスペイン語のメニューをグーグル翻訳を使ってなんとか解読してクレープを注文してみると…
見るからに甘い系のクレープが運ばれてきた。
こんなの頼んだっけ?…そうだったみたい(笑)
デザートのではなく、本当は野菜とかハムとかが入ったもうちょっとご飯系のクレープが食べたかったな……まぁこういうこともある。
昼食:甘いクレープ、バナナ&モモのミックスジュース
ロス・グラシアレス国立公園管理局のダーウィンさんと動物たち
19:00みんなで庭でバーべキュー
女性たちはメロンを切ったり、食材の準備
男性たちは中庭で火おこし
ワインと牛肉がやっぱりおいしい!!
2/3
4:30起床
7:00朝食:味噌汁、米+ふりかけ、目玉焼き、りんご、オレンジ
8:00出発
予約したタクシー3台は8時オーバーでホテルに来てくれた。カラファテの街をランニングするというHrさん以外の11人でタクシーに乗り込む。カラファテから80㎞西へ猛スピードで向かうタクシー。チリも含めてこの地域のタクシー運転手はスペイン語しか話せない事がほとんど。ポケトーク(ポータブル翻訳機)は通信圏外で使えず。
<ペリト・モレノ氷河 Graciar Perito Moreno>
南極、グリーンランドに次ぐ氷河面積を持つロス・グラシアレス国立公園 Parque Nacional LosGlaciares内の氷河の一部。動きが活発な事が特徴。タイミングが合えば大きな氷塊が崩れるのを観れる。カラファテからタクシーで約一時間半。
途中の管理事務所で国立公園の入場料金一人5,500アルゼンチンペソを現金で支払う
途中の天文台から眺めた氷河
10:00-12:20ペリト・モレノ氷河
遊歩道をゆっくり歩く
氷河は奥までずっと続いている。
氷河ってとても深い青色なんですね
高さ50m以上、幅約5㎞、全長約30㎞と、とにかく大きくて圧倒される迫力。
側面の黒い筋は氷河が動いた時に削り取った岩盤の堆積物
途中で雨が降ってきたが氷河が崩れるのを目の前で見たくて、上下カッパを着てひたすら待つ。時折ゴーンという音が聞こえて水面が波立つのが見えるものの、30分粘ってもダメでした。
皆は雨に耐え切れずYmgtさんのみ残して先に町に戻ってしまっていました。
13:30アパート着
昼食:テーブルに置いてあったポテチ
近くの湖へ野生のフラミンゴを探しに行く。
途中でアスレチック遊具や公園で遊ぶ
水鳥はいたがフラミンゴは見当たらず。
ラベンダーがかなり大きい
夕食:肉じゃが、おにぎり、オレンジジュース、メロン、ズッキーニ、パプリカ
夜少しだけ時間があったのでAbさん、小山田、宮崎の三人でトランプをして遊ぶ
23:00就寝
2/4
4:30起床
昨日スーパーで買った材料で朝食のサンドイッチ作り
エルチャルテンもそうでしたが、カラファテも野良犬がとても多いです。これらの野良犬にまとわり付かれながら湖へ。
いっぱいいる!
朝食:公園でサンドイッチ、クッキー、バナナ、ほうじ茶
サンドイッチは前日夜にスーパーで買ったパンなのにカビが所々生えていた…。
ちょっと迷ったがもったいないのでその部分をつまみ取りながら食べる。幸いお腹は壊しませんでした
食べてるところを野良犬たちにじっと見られる
アパートに戻る途中に昨日のモレノ氷河で使ったタクシー会社の前を通ると、たまたま昨日の運転手がおり、15時にバスターミナルへのタクシー予約ができた。
10:00チェックアウト
バスまで時間があるのでメンバー各々市内観光をする。
カラファテ歴史博物館
展示物はすべてスペイン語でしたが、英語で書かれた説明書を貸してもらえました
ニメス湖入り口周辺を散策。野鳥を沢山見れる場所だそう。
湖近くの牧場で多くの馬と馬使い?が集まっているのに遭遇。露店みたいなものも出ていてなにやらお祭りの様な催し物があるよう。街でガス缶(パイネ国立公園で使用分)とコーラを購入してから再度馬祭り会場に戻り、14時から始まるというロデオを待つが一向に始まらず…ついに時間切れで観れずに会場を後にする。
ガウチョのお姉さん
アサード(丸焼き)を作るガウチョさん
馬の模様が北海道の形に似てる♡
15:00アパートチェックアウト、タクシーでバスターミナルへ
16:45-22:00カラファテ→チリChileのプエルトナタレス Puerto Natales
いよいよアルゼンチンからチリへ、バスで国境越え!
乗り込む時にもらえたジュースとおやつ
3時間ほど荒野を進むと国境の検問所につく。バスを下ろされ、出入国審査。怪しいものを嗅ぎ分けるワンちゃんが反応した荷物がチェックされる。
こうゆう申請書も書く
22:40 宿:Cabanas Ultima Esperanza 到着
狭い路地の奥にある古いアパートタイプのホテル。今回の滞在でここが一番古びた宿だった。
かなり疲れていたが明日からのトレッキングの荷造りをしてシャワー、みんなでおにぎり作り。
25:30就寝
白石店ウェア売り場宮崎、白石店登山売り場小山田