パタゴニア紀行⑧パイネ国立公園“W”トレイル三日目ノルデンンフェールド湖Lago Nordenskjold
2023年 05月 05日
2/7“W”トレイル三日目[地図の水色の点線トレッキング]
キャンプフランセス CampamentoFrances
→ロス・クエノスキャンプ場Campamento Los Cuernosを経由
→セントラルキャンプ場Campamento Central(ホテル・ラス・トーレスLasTorres Hotel)
距離14.2km 標高差約75m
朝から晴れ 今日は一日中重さ約13㎏のリュックを背負って歩く
実はパイネ二日目、三日目はアルゼンチンにいるときに見ていた天気予報では雨で心配していたのですが、全くそんなことはなくこの日も朝から気持ちの良い青空。風は強い時間帯や場所はありましたが、歩いていると暑いくらいでTシャツでも十分でした。
8:00キャンプフランセス出発
小一時間ほど歩くと森を抜けて、ノルデンンフェールド湖 Lago Nordenskjold湖のほとりに着きました。天気良くとっても気持ちが良いので早めの休憩
おやつ食べたり
寝転んでみたり
ポーズをとってみたり
湖にも入ってみるが、30秒で足が痛くてたまらなくなるほどの冷たさ
湖畔で遊んでいる横を多くのトレッカーが通り過ぎていきます。一人もいれば、グループもいるし、ガイド付きのツアーもこのパイネ国立公園に多くいました。
9:50ロス・クエノスキャンプ場 Campamento Los Cuernos
この日は前半は湖沿いのアップダウンのあるトレイルを歩きました。右を見下ろせば、ノルデンンフェールド湖、左を見上げればクエノス・デル・パイネの山々!このロス・クエノスキャンプ場はクエノス・デル・パイネの中間あたりにあります。ここも、テントサイトの横には売店があり、ガラス窓にはステッカーがいっぱい貼られています。
トレイルはその後もアップダウンを繰り返し東へと進みます。いくつもの氷河から流れ落ちる川を渡りますが、横切る川のほぼ全ての水がそのまま飲めます。
すこし疲れてきたころに、景色の良い高台でお昼ご飯休憩&少し昼寝
Hrさんのほっかぶり姿がかわいい
クエノス・デル・パイネの最高峰であるアルミランテ・ニエト山Almirante Nieto2668mの裾を通り過ぎると、湖から離れ山道が終わり広い荒野が広がります。その奥にようやく今日のキャンプ予定地が見えてきました。
ゴールだー!と思ったものの、ここからが意外と遠い。左奥に明日歩くトーレス・デル・パイネの姿が見えてくるのですが、三日目の後半という事もありみんな疲れが出てきました。
ちなみにこの辺りのトレイル上も含めて馬糞(ロバ糞?)がそこら中に落ちています。平坦な地形を利用して、キャンプ場ではホーストレッキングツアーも行っていたり、各キャンプ場への物資の輸送に馬やロバを使ったりもしているようでした。
16:20セントラルキャンプ場Campamento Central到着
上高地にあるような大型の山小屋のタイプのホテルラス・トーレホテルLas Torres Hotelからさらに30分ほどでようやく到着。B班以外は既に到着しており、久しぶりにメンバー全員集合!!
売店ですぐジュースとポテチ、ジュース、ビールを手に入れて、疲れを癒す。
このキャンプ場はパイネ・グランデキャンプ場と同じく各トレッキングルートの起点・終点となるので多くのトレッカーが利用します。パイネ国立公園の中では一番大きいようでシャワーはもちろん、テントサイトの奥には宿泊施設を備えたお洒落なレストランがあります。もちろんお酒も飲めるので、全員集合したお祝いにそこで乾杯!!
レストランの大きなガラス窓からは明日の最終日に行く、トレース・デル・パイネの姿を見ることが出来ます。その威容は圧倒される迫力です。そしてこの観光地の様なお洒落なレストラン&ホテルと、その脇にあるキャンプ場とのギャップに少し違和感を感じました。
明日はいよいよトレッキング最終日、少し旅の終わりも見えてました。
少しさびしさを感じながらも明日の好天を期待してテントに入りました。
白石店ウェア売り場宮崎、白石店登山売り場小山田(⑧は主に小山田が記述)