関西の山歩き
2023年 05月 19日
3月から白石店1Fグッズ売場で働いております小林です。
どうぞよろしくお願い致します。
私はもともと関西の出身で昨年に北海道へ移住をしました。
先日、約1年ぶりに帰省をしたんですが、
せっかくなんで久々に関西の山に行きたい!と思い立ち、
関西中心からのアクセスも良い「比良比叡トレイル」を歩いてきました。

北海道の方には馴染みがない名前だと思いますが、
琵琶湖の西側、滋賀と京都との境に南北に連なる
比叡山と比良山系を縦走する全長約50km、
関西では数少ないテント泊が出来る人気のトレイルです。

とても気持ちが良い場所です。
本当はテントをもって全ルートを歩きたかったのですが、スケジュールの都合で、セクションハイクにしました。


今回の行程はJR蓬莱駅から少女郎峠に登り、
そこから北上して比良山系最高峰の武奈ケ岳まで行って下山し、
JR比良駅近くの温泉施設比良とぴあがゴールです。

まずは始発に乗りJR蓬莱駅を午前7時前にスタート。
駅を降りてすぐに案内があります。

登山道入り口までひたすらアスファルトの坂を登ります。
これが一番地味でしんどい。
しばらくは川沿いを歩きます。途中、何箇所か渡渉ありです。

ひたすら登ります。
展望がひらけてきました!
奥に見えるのは琵琶湖です。

小女郎峠に到着。

空と琵琶湖の青色がとても美しい!
気持ち良い稜線歩きが続きます。

9:30に蓬莱山山頂到着。

蓬莱山、冬は琵琶湖バレイ・スキー場、夏は琵琶湖テラスという人気の観光スポット。
カフェやジップラインなど色々と楽しめます。
ここまではロープウェイでも来れるので時間があまりない方にもおすすめです。

打見山山頂に到着。

ここからはスキー場を下ります。

比良岳、烏谷山方面に向かいます。

この辺り平坦で視界の開けた樹林帯が続き道をロストしそうになりますが、
木に比良比叡トレイルの目印が付いているので確認しながら進みます。

11:00、樹林帯を抜けて烏谷山到着。
2張りぐらいしか場所ありませんが、テント泊も出来そうです(形跡あり)。
次は金糞峠方面へ下って行きます。

12:00、途中にいくつかの峠を抜けて金糞峠に到着。
名前はアレですが綺麗な水場と開けた土地があってテント泊に最適な場所です。
13:00、コヤマノ岳到着。
かなり暑くなってきました。この日の最高気温は26度。
北海道だったら夏ですね。
最高峰の武奈ガ岳に向かいます。

山頂へまっすぐ向かう稜線。とても良い道!

13:20、武奈ガ岳到着。
八雲ヶ原へ向かって下ります。

途中、広々としたテン泊出来そうなところ有り。
登山あるある「テント張れそうなところ探しがち♪」

14:00、八雲ヶ原到着。
テント泊の人気スポットです。

14:20、北比良峠。
下山までもう少し。

15:20、登山口のイン谷口に到着。
ここではキャンパーたちがBBQや、野営をしたりして楽しんでいます。

15:50、ゴールの温泉施設「比良とぴあ」に到着。
温泉、風呂上がりのビール、駅までの無料送迎バス、最高すぎる!
総距離約24km、累計登り2000m、8時間30分の行程でした。
ちなみに比良比叡トレイルより北には、約80kmの中央分水嶺・高島トレイルがあり、繋いで歩くことも可能です。
ロングトレイル好きなのでいつかは歩いてみたいなあと思っています。
以上、比良比叡トレイルのセクションハイクでした。
関西の観光、出張のついでにちょっとだけ登山したいって方におすすめです。