暑い日にさ、山頂でしろくましよう!と、
白石店の藤田さん、加藤さんと話していたんです。
お盆までは暑過ぎるからさ、お盆明けたらレッツゴー!と。
…めっちゃ暑いよ、8月後半。
しろくまを食べたそうな人に声をかけたけれど、結局、我ら3人で決行決定。
ところで、しろくまってご存知ですか?
鹿児島市発祥のかき氷で、加糖練乳がかかり、小豆やフルーツがのった、真夏の美味しい食べ物です。
いつか本場のしろくまを食べてみたいです。
藤田さん: 牛乳シロップ作成、冷凍。かわいいカップを持ってきてね。
私(星野): ブルーベリー寒天作り、プラムシロップ再滅菌、母からもらった黄金桃を冷凍。生のブルーベリーもあったぞ。冷蔵庫に眠っていた練乳と小豆甘納豆を発掘。かき氷器、絶対忘れるな。
加藤さん: 今度こそスプーン忘れないでね笑
来る8月23日。快晴。
前日から、札幌市が熱中症警戒アラート発令。
氷は、だらだらになって芯まで0℃くらいになっているのが、ふわふわ氷の秘訣なんだと教えていただいたが、あまり長い道のりだと水になるぞと。しろくま作成の地は、手稲山、もとい、テイネハイランドスキー場のてっぺんと目標決定!
テイネスキー場ふもとのセイコーマートで氷を買い、
Let's しろくま!
ハイランドスキー場の駐車場から、夏のゲレンデを登っていきます。
ヤナギランやヤマハハコが咲いて、夏の高原そのもの。
パラダイスゲレンデを登りきったところで、もう汗だく。
藤田さんのザックから、冷えピタが出てきて支給されました。おでこと首の後ろに貼ってみます。
これは、ものすごく気持ちいい!ありがたい!
でも、汗がすごくて剥がれてきます。てぬぐいで、はちまき縛りで固定してやれ…。
あら、これ光GENJI🛼 パラダイス銀河。
リフトってありがたいなぁと思いながら登っていると、プルルル…と音がして、リフト動いた!?
試運転なのか、索道の伸びを調整するのか?などと考えていると、友人からLINEが。
札幌市、35℃超えたってさ。
なるほど。暑いわけだ。
オスをおぶって、メスのサッポロフキバッタも暑いだろうね…
我々も、氷とかき氷器と甘味を背負って…
氷を運ぶために、ロゴスのハイパー氷点下クーラーMがすっぽり入る75Lザックを、秋に歩く予定らしい藤田さんに背負ってもらいました。ありがとう!赤い約20Lは、工場オリジナルの古い試作品です。ここにかき氷器入ってます。
ゆっくりゆっくり、水分塩分摂りながら登っていきます。
それでも1時間半ほどで山頂へ。
標高が100m上がればで0.6℃下がるわけだから、山頂は6℃は涼しい計算ですね。
リフト降り場へ戻り、それではしろくまに取り掛かりましょう!
ちゃんと氷を運べました!ありがとう仲間たち!
そして、ありがとうかき氷器!
札幌を眺めながら、吹き上がる風を感じながら、しろくま!
これがやりたかったんだよ
頂上付近では、ヤナギランは綿毛になっていました。
標高の上の方から、ゆっくりと秋は近づいてきているんですね。
暑すぎたらこのまま下山しようかと話していましたが、しろくまですっかり涼しくなったので、このまま山頂から見えているネオパラ山を目指します。
エゾライチョウのカップルを邪魔してしまったり、やぶにエゾシカがいたり、キノコがあったり、オニヤンマいたり、もしかしたら近くにクマもいたかもね?
ネオパラ山到着。
今は使われていないスナックハウスも見学。
吹き上がる風が名残りおしいなあと思いながら、ナチュラルコースを使って下山しました。
バアソブだ!いや、ツルニンジンか!
この日、札幌は36.3℃を記録したそうです。
熱中症にもならず、アイスクリーム頭痛にもならず、絶好のふわふわしろくま日和でした。
工場 星野