信越トレイル 準備編
2023年 11月 19日
こんにちは。
白石店グッズ担当の小林です。
信越トレイルをご存知でしょうか?
長野県の斑尾山から新潟県の苗場山まで全長110km、日本各地にあるロングトレイルの先駆けとして2008年に開通。
日本のロングトレイル文化の土台とも呼ばれる重要なフィールドとなります。
以前から興味があり、10月初旬に1週間の休みをいただけたので歩いてきました。
まずは準備編として、北海道から遠い長野や新潟までのアクセス、歩く日数、そして装備などについて書こうと思います。
これから挑戦したいと思っている方への参考になれば幸いです。
今回のルートは斑尾山から東へ歩く「EAST BOUND」に設定。
(実際に歩いてみてスタート地点へのアクセス、苗場山山頂のゴール感が良かったのでこちらがおすすめです)
まずはスタート地点へのアクセス。
今回はLCCのセールで購入したため、
新千歳(飛行機)→名古屋(バス)→松本(バス)→長野(電車)→飯山(バス)→斑尾山
という乗り換えが多いですが料金の安いアクセスにしました。
一番楽なアクセスは
丘珠(空港) →松本(バスor電車)→長野(電車)→飯山(バス)→斑尾山
となりますが、どちらのルートでもスタート地点への到着は日没後になります。
なので1日目は長野駅周辺で宿泊(飯山は宿泊施設があまりありません)、翌日始発のバスで斑尾山に向かうという流れになります。
オフィシャルサイトでは8泊9日が一般的とありますが、
普段登山などをされている健康的な方であれば、
6泊か5泊あれば歩けると思います。
ということで今回のトレイル計画は以下にしました。
1日目 斑尾山→赤池テントサイト
2日目 赤池テントサイト→桂池テントサイト
3日目 桂池テントサイト→光ヶ原高原キャンプ場
4日目 光ヶ原高原キャンプ場→野ノ海高原テントサイト
5日目 野ノ海高原テントサイト→かたくりの宿テントサイト
6日目 かたくりの宿テントサイト→苗場山頂ヒュッテ
7日目 苗場山頂ヒュッテ→越後湯沢駅(新幹線)→新潟空港(飛行機)→新千歳
次に装備ですが後先考えずにLCCを選択したため、全ての荷物を7kg以内に収めなければいけない事態に・・・。
バックパックは最初の4日間は食料を補給できるところが無いので、ある程度の容量が必要で50Lぐらいを選択。
シュラフは予報では最低気温5℃、10月初旬だと降雪の可能性もあるようですが(実際に苗場山では下山3日後に積もったみたいです)、軽量化を考えてナンガのミニマリズムハーフを選択(リミット5℃総重量265g)。ダウン量130gで肩より上が無い仕様で寒いか不安でしたが、SOLエスケープビビィとの組み合わせで暖かく寝れました。
バーナーはアルコールが補給できるところがないためガスでSOTOのアミカスを使用。お湯で戻す食事中心で7日間、ガス缶を100gか250gで悩んで余裕を持って250gを選択。
結果ですが結構な量が余ってしまったので100gで十分だと思います。
行動中はメリノを着用し、着替えは濡れた時のための靴下のみ。就寝着兼アクティブインサレーションにアルファダイレクトの上下(142g+102g)で軽量化。
などなど、軽量化を図りなんとか7kg以内に。予め買っていた食材などもあったので大変でした泣
でも荷物を減らしたい方はあえてLCCを選ぶ手もアリかと。
それでは準備も終わり出発。
いろいろ乗り継いで長野駅に到着し前泊。
斑尾山登山口到着。
信越トレイルスタートです。
つづく