信越トレイル 其の2
2023年 12月 02日
秀岳荘白石店グッズ担当の小林です。
前回の信越トレイル其の1の続きです。
3日目
3日目は曇りでスタート、夕方から雨の予報です。
仏ヶ峰へ向かいます。
スキー場を通過します。
写真では伝わりにくいですが、旭川の就実の丘みたいな急斜面です。
これを4回ぐらい繰り返します。
つらい。
仏ヶ峰山頂到着。
頑張って登りましたが、マジックで手書きです。
眺望も無ければ、表札もありません。
つらい。
気持ちを切り替え、稜線を歩いて鍋倉山に向かいます。
時折、景色が広がり気持ち良いです。
鍋倉山到着。
次は黒倉山です。
黒倉山到着。
相変わらず眺望は無いので表札ばかりの写真に。
関田峠にある本日のテントサイト「光ヶ原キャンプ場」に向かいます。
キャンプ場に到着。
ここは管理の方が夕方まで常駐しています。
「今晩は雨風が強くなるし、他に人も居ないから屋根のある炊事場にテント張って良いよ」と、管理人のご厚意でテントを設営。
非常に助かりました。
今は枯れていますが大きな池が真ん中にある広々としたキャンプ場です。
ここで管理人の方、近所で散歩してたおじさんと小1時間ほどお話。
3日ぶりに人と喋ります。
ここは豪雪地帯なので目の前の街灯、約4メートルが埋まるほど積もるみたいです。
北海道もそこそこですが、可愛いもんですね。
そうこうしてるうちに雨が降ってきました。
食事を済ませ、まったりしているところへ一台の車が。
信越トレイルを管理されている方で、
「ご苦労さん」とトレイルマジックを頂きました。
さらに、雷になった時のためのバンガローを開放して頂いたりと、
とても親切にしていただきました。
改めて、整備・管理など色んな方の助けがあって歩けているんだと実感。
雨や雷に打たれることなく朝まで熟睡。
3日目終了。
4日目
結構な雨が降るなか起床。
小降りになるまで待ち、
関田山脈の最深部を進みます。
この辺りのブナの木は根本部分が曲がっているのが特徴で、
豪雪地帯の雪の重みでこのような形に変形しています。
面白いですね。
おかげで木々を避けて歩くのがとても大変です。
時折、体を真横にしたり、くの字に曲げながら進みます。
雨のおかげで幻想的な景色に。
開けたところに出ました。
・・・看板がおかしなことに。
雪恐るべし!!
トレイルマジックあり。
次のテントサイトまで水は足りるのでスルー。
しかし、この選択は失敗でした。
本日の「野ノ海高原テントサイト」はもうすぐです。
空が怪しいです。
テントサイト到着。
強風が吹き、今にも雨が降り出しそうです。
急いでテントを張て、水を補給しようと蛇口を捻るが
出てくるのは真っ茶色の水。
浄水器を使っても鉄っぽい味がしてとても飲め無い。
急いで通り過ぎた小川に戻って給水。
雨が降り出します。
トレイルマジックの飲料水を貰うべきだった・・・。
そんな訳で写真を撮る余裕もなく、強風で折れそうなテントポールを支え、
雨漏りに対処しながらウトウトと眠りに。
外に人の気配を感じたが、確認する元気もなくそのまま朝を迎え。
つづく