南日高の秀峰・楽古岳に行ってきました

こんにちは白石店登山売場の小山田です。

先週の土曜日に

南日高の楽古岳に行ってきました！

楽古岳は南日高にある1471mほどの山ですが、

きれいなピラミッド型の端正な山容と眺望の良さで

秀峰として知られています。

学生の頃に作家の故・立松和平さんがこの冬の楽古岳に登る

テレビ番組を見て以来、

いつか冬の楽古岳に行こうと思いつつもいまだに登ってませんでした。

丁度、長い距離を歩きたかったこともあり、

久しぶりの日高に向かいました。

前日が休みだったのでゆっくりドライブして野塚峠手前の

駐車帯で車中泊。

静内～浦河辺りは雪が全然ありませんでした・・・・

当日、メンバーと合流し、

翠明橋手前の国道からすぐの尾根から取りつきます。

ここも雪が少ない。全体的に今シーズンの日高は雪が少ない気がします。
樹林帯をスノーシューをつけて登っていきます。ちょっと藪が濃いかな～間もなく日高の稜線が見えてきました。青空が広がり良い天気です！しかし、今回の行程は長い！まずは楽古岳までの中間地点にある十勝岳を目指すのですが、アップダウンの続く尾根を延々と歩かなければいけません。天気は最高です。今回も遠征隊員の二人がメンバーだったのですが、若い二人はあっという間に先に進んでしまいました。一応、捻挫してからのリハビリ明けだったのですが、全く容赦なし・・・・。
ようやく十勝岳の頂上で追いつきました・・・途中僕は休憩しましたが、若い二人は全く休憩しなかったようです。少しの休憩の後、次は楽古岳を目指すのですがえっ・・、というぐらい遠い・・・。一旦大きく下らないとなりません。少し近付く楽古岳。疲れますが、晴れた日高の稜線を歩くのはやっぱり気持ちがいいですね～。

時々振り返ると十勝岳、そして野塚岳やオムシャヌプリも良く見えます。中部日高のような険しさはないですが南日高は穏やかな稜線がずっと続き、北を見れば延々と連なる山並みが、南を見れば太平洋も見渡せる・・・良いですよね～ここも好きな山域の一つです。

頂上が近づきスピードアップする二人。僕はあきらめて写真撮影に徹することにしました。ようやくついた頂上で信号機カラーの頂上写真！頂上からの景色、最高でした！！！
楽古岳の頂上からの眺めを楽しんだ後はなが～い復路の始まりです。もう無心で歩きました・・・。
最後の斜面はお尻滑りで下りました。この先で同じくお尻滑りをしている二人パーティに遭遇。聞けば朝暗い時間からヘッドランプをつけて野塚峠から入山して稜線を南下してきたそうです。かなりの長い距離！色々お話しすると良くお店に来ていただいているお客様でした！「遠征、頑張ってくださいね！」と応援を頂きました。ありがとうございます！！

下山後は、温泉の後に偶然見つけた美味しいインドカレーのお店で空腹を満たしました。お勧めです。次はナンが付いたカレーが食べたいかな～。

（コースタイム）2024年2月17日7：00翠明橋　9：30十勝岳　11：30～12：20楽古岳　14：00　十勝岳　16：20　翠明橋（下山）

（文責　小山田）