こんにちは!白石店登山コーナーです。
3/13(水)~14(木)で空沼岳にて、白石店スタッフで雪山テント泊研修をしてきました。今回は雪山でのテント泊をしたことのないスタッフ向けの研修で、1泊2日の日程でスノーシューで出かけてきました。
雪山でのテント生活を学ぶことをメインテーマとして、ガイド資格を持っている小山田さんから、雪山でのテント・ツエルトの張り方、テント生活の仕方、アイゼン・ピッケルを使った歩行訓練、雪山での読図を教えていただきました。
まずは1日目、登山口で共同装備を分けて、それぞれパッキング!
荷物の重さを測ると、私のザックの重量は15㎏。重いですね。
それぞれの出発準備が終わり、ビーコンチェックから始まりました。
ビーコンをどこにつけるのか、送受信ができるかどうかをチェックして、
いざ、出発!!
少し歩くと、小さな小屋に着きました。
入山届を書いてから、歩き始めます。
スノーシューとストックを使って、重い荷物を背負って歩いて行きます。
途中、読図をしながら進みました。時間が経っていても夏とは違って、もうここまで来てるだろうと思ってもあまり進んでいないのでがっかり、、、夏と冬の感覚が違うことに気づきました。
4時間ぐらい歩いて、ようやく本日の目的地の万計山荘に到着しました。
今回は、山荘の近くでテントを張らせていただきました。
まずはテントを張る場所をなるべく平らになるように整地します。
雪山のテントは夏用のフライではなく、外張りという冬用のフライを使います。
また雪山ではペグが使えないので、スノーシューやショベルをペグ代わりに使って、テントを建てました。
テントが建てられたので、お待ちかねのお茶タイム!!
疲れて冷えた体に温かい飲み物がしみます~
少し休んだら、ごはんと明日のための水作り!
水が少し入っている鍋を火にかけて、そこに雪を入れて溶かして水を作っていきます。
その後は、小山田さんが事前に用意してくれたぺミカンを使った特製カレーをいただきました。ごはんも生米から炊いて、とってもおいしいカレーでした!!
おなかもいっぱいになり、本日の研修はここまで。
夜はそこまで気温が下がらなかったおかげで、寒さで寝られないなんてことはなく快適でした。
そして、テントから出て、見上げた星空はすばらしかったです☆
【2日目】
朝食は、昨日のカレーを使ったカレーラーメンをいただきました。
麺は、山ごはんの定番!棒ラーメンを使います。
お餅も入れて、今日のエネルギーチャージ!!
さあ、今日はツエルトの建て方から、研修スタート!
小山田さんにロープを使った建て方とストックを使った建て方の2パターンを教えてもらいました。
その1 ロープを使った建て方
その2 ストックを使った建て方
完成したツエルトの中に入ると、意外と広い。
テントとしても、休憩場所としても使えるツエルト!登山の時は持っておきたい道具のひとつですね。
そして、空沼岳を頂上を目指す予定でしたが、時間的に厳しかったので、真簾沼まで行くことになりました。またスノーシューをはいて出発!
真簾沼に到着!全員で集合写真を撮りました!
少し歩いたところの斜面でアイゼンに履き替えて、アイゼンとピッケルを使った歩行練習をしました。
スノーシューとは違った感覚を味わいました。
高いところまで登ると、空沼岳がきれいに見えましたよ。
その後、万計山荘まで戻ってテントを撤収し、下山しました。
みなさま、おつかれさまでした。
今回は雪山テント泊のいろはをひと通り学べ、とても充実した研修となりました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
白石店登山コーナー
外崎