仕事も休日もパドルを握りしめる日々なゼッケン158番、カヌー売場の加藤です。
カヌーイベントはおろか、アウトドア系のイベントにも参加したことがなかったため、新鮮で感動と驚きの連続でした。
今回は中川町佐久橋から幌延町までの下流区間、約47kmを下るコース。
幌延町の三日月湖に入ってゴールすることで大会初、北緯45度ラインを超えることができる年でもあります。やったぜ!

いざカヤックを積んで秀岳荘カーで出発。
これならまだ控えめな積載というんだから驚きです。こんな車が走ってるのを見た事ありません。
札幌から遠い天塩を目指します。前泊含め幌延町で2泊のキャンプです。

思い返せばずっと飯を食べてた3日だった気がします。
肉にまみれて良いばかり食べてしまいました。

幌延町のタイムリーイトウ。イトウ!?
この看板でそう読ませるのが面白すぎます。絶対読めない。
町から近い、利用無料で使えるキレイなキャンプ場でした。
公衆浴場も徒歩圏内です。

ダウンザテッシ当日。
続々と集まるカヌー、カヤック、SUPに胸が躍ります。
こんなにいっぱいの舟が並んでるの見たことありません!

フォールディングカヌーの
「Ally(アリー)」を組み立ててる人もいました。
トントンカンカンと他のカヌーでは聞けない音がアリーですね。
失敗してるのか観客の笑い声も絶えない組立がエンターテイメントになる貴重なカヌーです。

スカート、前後ペインターロープなど大会基準の装備がされているかの
検艇を済ませた秀岳荘チーム。
歴戦の猛者感が漂っています。
が、下流コースなのでみんなノーライトのシーカヤック。
サライ、カイ、アマタックです。
ずるくてスマナイ気持ちと、カナディアンの人たちへの尊敬の念は忘れてません。
開会式。秀岳荘常務田中も来賓あいさつしました。色んな方々の協力の上で成り立ってるイベントなのだと再認識できます。天気が良く、風も無くて最高の一日が始まりそうです!
いざ出艇!120艇以上のカヌーカヤックが天塩川を埋め尽くす光景は圧巻です。
漕ぎ出せば早い人、遅い人でまばらになってきて平和ないつもの川下りです。瀬もほぼない区間で、顔見知りの方や初めましての人ともおしゃべりしながらでした。
ノーライト アマタック(485×57cm/18kg)でした。安定性がありつつも速い舟で、初日は最後尾から先頭までを2回できるほど。
チーム秀岳荘!ノーライト サライです。タンデム580cmの長さは推進力に直結します。エンジン次第ですが。
橋の上、河原まで入った方々が応援してくれるのが力になります。
3時間もせずに初日のゴールへ。地元幌延町の方々を中心に歓迎された気持ちのいいゴールです。
初日ゴール地点はそのまま2日目のスタート地点です。カヤックを並べて各自キャンプ場へ。
温泉はポンピラアクアリズイングへ。いい湯でした。
キャンプ場に戻って、スタッフの方々と宴。ジンギスカン、うどん、と食べきれない量で暴飲暴食の毎日です。
日も落ちてきたらお待ちかねの抽選会イベント。様々な協賛企業や個人からのプレゼントが参加者に当たっていきます。
秀岳荘からもたくさんのプレゼントを用意しました。私が不慣れながら司会をさせていただき、皆様へお渡しできました。ありがとうございます。
薄着では辛いほどに肌寒いほどの夜でしたが、楽しい夜でした!
DAY2。2日目は朝から出発です。出艇のタイミングがぎゅうぎゅうでお祭り感あって良いですね!
2日目は先頭チームがペースを落としたゆったり目でした。初日よりも余裕があってみんな楽しく漕げているように見えます。
参加前に「初心者が多いよ、トラブルもあるよ」みたいに聞いてました。行ってみればみんな上手ですし、だれも沈しないしで、安心感がありすぎるほどの物足りなさでした。誰も沈しなくて残念。
カメラマンさんは膝上まで入って撮影してくれてました。
みんな楽しそう!
私の舟の上は、一人お茶会。ずっとおやつを食べていた記憶です。
写真中央に、オジロワシがいました。見つけた人がいれば大きな声で教えてくれて助かります。生き物の豊富な天塩川らしい。
川を渡る橋には人がたくさんいて盛り上がります!シーカヤックで頑張ってもいないのに声援をもらえると、なんだか頑張ってる気がしてきちゃいます。
貴重な秀岳荘チームの集合写真。360度カメラのInsta360 X4で撮りました。
先導の方が「川の気象条件が良くないとできない遊びをします」「隣のカヌーをつかんで繋がりましょう」と。
みるみる全員が密集していき、見た事のないカヌーカヤック集団の出来上がりです!ダウンザテッシ以外ではまずできないであろう景色です。絶景かな。
その後は密集しながら漕いで、ゴール手前数キロで突然の「ゴー」が。全員がスプリント状態で漕ぎだし、シーカヤックやSUPが先頭に繰り出しました。
45度ラインの三日月湖に入る為の水門が狭い為、ばらけさせるレースだったようです。シーカヤックだったのでなんとか先頭集団についていけました。SUPまじはやい。
川から外れて水門へ。
水門の先にはジャングルが。これは集団のままでは入れないですね。
菱(ヒシ)の草がたくさん浮いてる三日月湖です。天塩川本流は北緯45度を通りませんが、本流から外れて三日月湖に入る事で45度ラインを目指すのが今回のダウンザテッシ。
幌延町やその他の協力で三日月湖をコースにできたようです。ありがてえ。
!!湖の上にこそっと浮かぶブイと紅白棒!ここが!45度ライン!!
岸から声が聞こえてみると「45度ラインおめでとー!」と。北緯45度の看板がありました。言われなきゃ気づかないやつ!
45度を超えたらすぐゴール。手厚い歓迎を受けると達成感を味わえます。
大盛りカツカレーが昼飯。お腹いっぱいマンです。
秀岳荘チームから天塩川全区間を下ったダウンザテッシマスターが2人表彰されました。さすがだぜ。
私も初参加でしたが完漕証をもらえました。
天気に恵まれ、ほんとに楽しいダウンザテッシでした。いずれは全区間踏破したいものです。終わり。
カヌー売場 加藤
[天塩川水位]丸山:0.68→0.49m
天塩大橋:0.44→0.36m
Youtube動画https://www.youtube.com/watch?v=Q6rqYyTmYzo
Youtubeショート動画https://youtube.com/shorts/kMxHn_E7F4c?si=QhkvuHBFETOcu9Ao