ユウフツ越えセクションパックラフティング
2024年 09月 12日
秀岳荘北大店3階パックラフト売場です。
“ユウフツ越えセクションパックラフティング“
と題して、秀岳荘北大店ウェア売場の橋本と2名で遂行。
北海道には、川を交通路として太平洋から日本海へ抜ける
「ユウフツ越え」と呼ばれる交通輸送路がありました。
パックラフティングをしていれば、上流から下流、
そして、河口へ抜けるスルーパドリングのイメージはあるけれど、
このルートは太平洋の勇払川→ウトナイ湖(前後通行不可)→美々川→陸路で千歳川。
ここまでは全て上り、ここから下りの千歳川→石狩川→日本海。
逆ルートは「シコツ越え」と言う。
今回は、「ユウフツ越え」のセクションパックラフティングで、勇払川河口からスタート。
「果たしてパックラフトで行けるのか?ダメなら歩けば良いよね」というくらいの感覚で行けるのが、パックラフトの良いところ。
“アップリバー⇔ダウンリバー“ である事を考えるとダウンリバーの逆の動きをする事を念頭にドロップイン。エディ内を漕ぎ上がり、左右に蛇行する流れの変化があれば、フェリーグライドで対岸のエディに入っていく。これは、ダウンリバーの基本に立ち返れば、川読みの基本とテクニックの基本の動きを復習するトリップにもなりました。
時速2kmくらい?エディ内じゃなければ、パドリングを休むと戻されます。
かつて、この辺りが海だった事がわかる植生、
線路脇の草木がせり出したダブルトラック、
白骨化した鹿、街からそれほど離れた場所ではありませんが、十分過ぎるバックカントリー感溢れるハイクセクションでした。
ウトナイ湖上流の美々川最下流のインレットには野鳥保護ということで入ることはできません。
コーヒータイムで河口からここまでの過程の振り返り。(気持ち的には、もう漕ぎ上がりに飽き初めている: )
快適に遡上。
途中、蛇に会ったり、前日たまたまお会いしたパックラフターのお二人と、たまたま美々川で会ったり、
そして、今回のゴールポイント。全然目立つ場所にない「ユウフツ越え美々舟着馬跡」
遡上は、しばらく遠慮したいですが、今度は、ユウフツ越え美々舟着場跡から、日本海まで繋げたい気持ちが湧いてきました。