秀岳荘北大店の橋本です。
3月14日金曜日に行いました、
石川直樹さんのトークショーのご報告です!
石川さんには昨年7月にも秀岳荘に来ていただき、
トークショーを行って頂きました。
その後、10月に石川さんは中国チベット自治区の
8000m峰「シシャパンマ」に登頂!
地球上にある8000m峰14座を全て登った
「14サミッター」となりました。
今回はその報告と、今までヒマラヤに通い続けてきた23年間の軌跡を
お話していただきました。
前回からまだ一年たっていないですが、秀岳荘で2回目のトークショー!
大変嬉しい限りです!
2001年、石川さんは23歳の時にエベレストに登頂し、
それは当時の7大陸最高峰全登頂の最年少記録で
テレビ朝日「ニュースステーション」に出演、
久米宏さんからもインタビューされていました。
自分は石川さんと同世代なので(石川さん1977年生まれ、自分は1979年生まれ)
テレビを見て強く衝撃を受けたのを覚えています。
その発表の仕方も新しく、動画を使ってヒマラヤ登山を表現されていました。
動画で自撮りするのは今では誰でも出来る事ですが、
当時はスマホも無く、GoProも無い時代、エベレスト頂上での臨場感ある動画撮影は
とても印象に残っています。
「この時は14座を全て登ることは1ミリも考えていなかった」ということですが、
その後、2011年に二度目のエベレスト。そしてマナスル、ローツェ、マカルーと続いていきます。
「14座、全ての山にそれぞれ思い入れがある、どれも楽な山はなかった」という石川さん。
また、シェルパとの関わりにも変化があり、その変化がまたヒマラヤへと足を向かわせる理由となったとのこと。
8000メートルは人間の住めない神の場所、
そこへ23年間、死のふちをのぞきこむ体験をしながらヒマラヤへ通い続け、
戻ってきて、その体験を写真と文章にて表現されてきました。
トークショー本編後の質問コーナーでも参加者から活発な質問がありました。石川さんの好きな行動食について、撮影対象の人の距離感について、遠征中の忘れ物、どれも興味深い答えがありましたがそれはここでは秘密です。
わかってはいましたが、石川さんの23年の軌跡をこのトークショーで
語りきって頂くにはそもそも無理があります。時間が足りません。
14座については今後、書籍にまとめて刊行する予定ということだったので、こちらを待ちましょう。
また、石川さんは今月3月22日から東京の(株)ゴールドウイン本社にて
大規模な写真展が始まります!
FMラジオのJ-WAVEクリス智子さんの番組にも
今年1月に出演されていて、インタビューされていますので、

秀岳荘北大店では、ノースフェイス×石川直樹コーナーを開設中。
1階ウェアコーナーにて、ノースフェイス商品と石川直樹さんの書籍とコラボしています。

最新写真集「K2 Naoki Ishikawa」も販売中です。

昨年10月にシシャパンマに登頂し14座を達成された後も
止まることなく日本中を回りまくっている石川さん。
今回、札幌の前には金沢、福井、山口、埼玉、宮古島、大阪、京都で講演会。
札幌の後にも斜里、東京、滋賀、神戸、などなど旅が続きます。
石川さんの14座の旅はひと区切りがついたとの事ですが、
石川さんの活動は興味がおもむくまま多岐に渡っていきます。
これからもどんなことをされるのか。
今後の石川さんの活動も応援しています!
また秀岳荘にも来てください!
以上、トークショーの報告でした。
前回に引き続き、今回もご協賛頂きました、
(株)ゴールドウイン様
大変ありがとうございました!
秀岳荘北大店
橋本