春スキーのスゝメ
2025年 03月 30日
こんにちわ!白石店スキー売場です
だいぶ春めいてきて、高山以外はパウダーもそろそろ終了でしょうか?
この時期は昼夜の寒暖差で雪も硬くなったりして
行き先に頭を悩ます方も多いのではないかと思います。
しかし!バックカントリーの魅力はパウダーだけじゃありません!
これからもう少しすると暖かくなって雪も緩んできて陽も長く
時間にゆとりのある爽快な春スキーのツアーが楽しめるシーズンになります!

そんな時期の相棒(ギア)選びは、ハイシーズンとはちょっと違った点がポイントに…
今回はそんな春スキーにオススメのギア選びのポイントをご紹介したいと思います。
1)軽さ
日照時間の長くなる春は、厳冬期に足の向かない長〜いツアーが多くなります。
道具が軽いと足元が軽快になり登りも楽ちん!滑る体力も温存できます!
スキーの太さもパウダー用の太板だと張り付けるシールの面積が広く、湿雪の多い春はこれが水を吸って必要以上に重くなります(汗)。
また、硬い雪のトラバースの際も太い板だとエッジを利かせにくく苦労するので、春用の板はセンターが80-100㎜弱位のスキーが丁度良いのではないかと思います。
ザラメや湿雪が足元に溜まりやすい雪の場合もあるので、トップとテールにロッカーがあると、滑走の際のコントロールも楽でしょう。
ブーツ、ビンディングも軽快なものになると、道具によってはパウダーシーズンに比べてトータルで両足4kg以上軽量化が図れますよ!
2)歩きやすさ
距離が長くなると、歩き易さも重要なポイントです。
特にブーツ、最近は足の甲~脛にタンが無く、足首の動きが非常にスムースで可動域が大きいスキー兼用靴が色々出ています。
その動きはまるで車の運転が出来そうな程(実際に運転しないでくださいね...汗)。
こうしたブーツは歩幅を大きく出来るので、特に平坦な山や長い林道などで非常に楽になります。
また、シートラ(スキーを背負って歩く)やアイゼン歩行時も非常に歩きやすいですよ。
加えてシールも、幅広のスキーの場合は抵抗が大きくなり易いのでモヘアの利点が活きますが、細い板になるとあまりその差は無くなります。
寧ろグリップの強いナイロンにした方が、春の朝の硬い雪などで不必要にスキークランポンを付けなくても登れる...というシチュエーションが増えるのではないかと思います。
3)ガスストーブと軽量なフライパン鍋
滑るのには全然関係ないけれど、春スキーにはやっぱり欠かせない春ジンギ!
お肉とモヤシ、ビール持って、山によっては途中で行者ニンニクを摘みながら歩き、
晴天の山頂で絶景見ながら行者ニンニクジンギスカン...もうサイコーです!


...いかがでしょうか?
え?一番大事なのはジンギスカンなのか?ですって…汗
今回ご紹介した様な春スキーに適したギアの1例を最後にご紹介します。
●スキー:ATOMIC BACKLAND 88 (1.15kg):¥61523

●ブーツ:ATOMIC BACKLAND SPORTS (1.13kg):¥65934

●ビンディング:FRITSCHI XENIC10 (280g・ブレーキ別):¥49280

●味付きジンギスカン:某北海道の有名コンビニチェーン(200g 300g 500g):200gは山の携行に最適!
何れもこの時期に20-40%お値下げしてお求め易い価格となっています(ジンギスカンは除く)。
もちろんハイシーズンも「近郊の里山を散策してライトに滑りを楽しんだり、
厳しい山域に挑む時にも心強い相棒となってくれると思います。
山行スタイルによってはオールシーズ活躍出来るのではないでしょうか?
近年用具の値上がりで中々2本持ちで使い分け...というのも難しいかもしれませんが、
「春はもうちょっと細くて軽快なセットが欲しいなぁ~」というそこの貴方&貴女!
他にも似たタイプのモデルが幾つかありますので、良ければ覗きに来てみて下さいな!へば!
文責:白石店スキー売場 K山