こんにちはー!スタッフやまじです!7月20日(日)北大雪山域で開催された、
DAISETSUZAN Trail Journey(大雪山トレイルジャーニー) 2025
の60㎞の部に出場してきました!

(↑スタート前です。)
“北海道を代表する山域である大雪山系で開催する
唯一の山岳トレイルランニングであり、
人里離れた秘境とも言える地で北海道の
大自然を感じられる大会です。”
“そこを自分の力で進み、難所を越えてふたたび帰る行程は
まさに旅であるでしょう。”
(大会HPから抜粋)
上記のように、北海道特有の素晴らしい山々、
美しい景色が楽しめる大会です。
山岳域はしっかり険しく、登り切った後の達成感
、眼下に広がる美しい眺望は他にないものです。
私は、育児休業中の昨年も出場していたのですが、
「またあの景色を見たい!」と思い、再戦しました。
しかし、今年は残念なことに、
荒天のため大幅なコース変更がなされ、
山岳パート全カット
林道メインの55㎞
となりました
雨も降っておりましたが、
平山山頂付近で風速15Ⅿ以上となっており、
スタッフ、選手の安全確保が難しい、との判断です。
レーススタート前に決定されました。
(↑コース変更のアナウンス中)
山パートを楽しみにしていた分、非常に残念でしたが、急遽変更等にならず、良かった!と切り替え、
林道の練習だー!と、楽しむことにしました。

スタート前は緊張感が漂っています。4:00 AM スタート!

コースは15kmまでは予定通り、ロード区間を含む林道をひと回りし、
会場にもどります。
そしてここで必携品チェックが入ります!
・水1L以上
・熊鈴
・レインジャケット
(防水・透湿性があり、シームテープで止水処理されているもの)
こちらの3点です。
ここで水が足りない場合は、会場のエイドステーションで
補給してから出発できます。
レインジャケットのチェックは厳しく、透湿性の無いカッパは
NG!
シームテープが剥がれていたり、生地が剥離していても✖です!
チェックを済ませ、再びスタートです!
ここからゴールまではコース変更です。
60kのコース案内をスルーして進み、40kコースの林道に入ります。
この辺りでスタートから強まっていった雨が少し弱まり、
気持のよいシャワーランになりました

こんな道ばかりで走りやすかったです。
シューズは SCARPA の Ribelle Run W's
岩場のあるようなロングの山岳レース向けですので、
山岳域で本領発揮!のはずでしたが…
今回はもったいなかったです。
ただ、今回のような林道のコースであっても、
長時間走り、足の疲れてくる場面でとても助けられました。
このシューズ特有の極上のフィットと、しっかりとしたサポートで
疲れからくるブレがなく、最後までしっかりした足取りで進むことが出来ました。
ここからは二の沢林道分岐エイドを進み、
平山登山口のエイドを折り返し、
もと来た道を戻ってゴールです!
アップダウンはありましたが、やはり、
林道ばかり走り続けるのは飽きてきて、
メンタル的にも疲れてしまいます。
その、ちょっと飽きてきたタイミングでちょうど
二の沢林道分岐のエイドがあり、リフレッシュできました。
エイドステーションによくある、バナナも美味しかったですが、
ここでは『塩レモンバウムクーヘン』が提供されていました!
復活

!!!
その後も登り基調の林道を淡々と進みました。
平山登山口エイド到着です。
ここではお雑煮が振舞われており、
食欲旺盛な私はしっかり完食いたしました


(平山登山口エイドで食べたお雑煮)
ここで山には行けず、折り返しです。
お餅のパワーで復路も順調に進み…
10:18 AMゴール!!!
(完走者にはうどんかそばが振舞われます)
男女別優勝いたしました!

正直なところ、コースが林道だったので、
コース展開的に面白味はあまりありませんでした。
そして、終始雨のためほとんど写真もありません…
ですので、今回の装備のご紹介と、とても上手くいった補給食の
お話しをしたいと思います。

【装備品】〇60k必携品・レインウェア 上(patagonia ストームレーサーJKT W's)、下(ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ W's)・スマホ・ホイッスル(ランニングベスト付属品)・熊鈴(CAMP カウベル)・エマージェンシーセット(携帯トイレ、サバイバルブランケット、ファーストエイドキット、包帯、テーピング等)・保険証・1L以上の携行飲料ボトル (ランニングベストに付属のソフトフラスク500ml×2)・エイド給水用カップ (アルティメイトディレクション ソフトカップ)
〇やまじセレクト品・ランニングベスト (アルティメイトディレクション レースベスタ2.0 )・トラッシュバッグ (秀岳荘オリジナル トラッシュバッグ)↑食べ終わったジェル等のゴミを入れておけるため、ポケットやランニングベストを汚さずに済みます。・ヘッドライト (ペツル アクティックコア)・お財布 (Simply Wonderful ULトレイルウォレットPRO)・日焼け止め (FAVSOL ナチュラルUVビタミンスティック)↑スティックタイプで手を汚さずに塗ることが出来ます。肌に白く残らないため、鏡を見ずにササっと塗りなおし可能!
●身に着けていたもの・ウェア上(ティートンブロス WS ELV1000 NON SLEEVE)、下(patagonia ストライダープロショーツ)・ソックス(インナーファクト 5フィンガーミドル)↑今回は雨で濡れてマメが出来てしまうのは覚悟していましたが、今回も足裏ノートラブルで済みました!・アームカバー(R&L シームレスアームカバー)・ゼッケンベルト(インナーファクト レースナンバーベルト)↑雨でレインウェアを脱ぎ着すると考え、ゼッケンの付け替えが簡単なベルトにしました。
以下は補給食のお話です。
(持って行った補給食)
写真右上のMAURTEN以外は全て持って走りました。そうです。けっこう食べるくちです。普段もレースでも。当店のレース経験のあるスタッフに見せると、「持って行きすぎ!」「食べ過ぎでしょ!」と言われてしまいます。
まず、レースの前日から食べ物には気を使います。「カーボローディング」です。持久系の競技で、必要なエネルギーを体内に蓄えるための食事法のことで、食事内容を糖質(炭水化物)を含む割合を増やす方法です。ごはんやうどん、パスタなどを普段よりも多く食べるのが一般的ですが、普段と異なる食事でお腹を壊してしまったり、体重増加でパフォーマンスが落ちてしまったりとなかなか難しいものです。
そこで!私が使ったのがこちら!
カーボローディングの新定番!
MAURTEN(マウルテン)です!!
水に溶かして飲むだけです。
飲むタイミングは前日夜とレース1~4時間前です。
運動強度や競技時間によって飲む量は異なります。
↓詳細はこちら↓
今回は前夜に160を1袋、レーススタート3時間前に
もう1袋にしました。
レース中のドリンクは、500mlは普通の水、
もう500mlはレモン汁15mlとピュアパラを30g溶かして
いつものスペシャルドリンクをつくりました!

レース後半の平山登山口エイドで水分補給の際には
ハニーアクションの飲んDEKO(のんでこ)を
500mlの水に半分溶かして装備!
原材料のほとんどが蜂蜜だからなのか、甘いけど嫌な甘さが残らず、のどの渇きもなし!!そして、精製蜂蜜にプラスで焦がし蜂蜜が入っております!なんとなくコクがあって美味しいのはこのためのようです
好みによりますが、運動中は9~10倍の希釈がちょうど良さそうです。これ1本90gで275kcal摂れるので、ジェル3本分と計算できます。
ジェルを直飲みするのがあまり得意でない私にとっては、上記2種類のようなドリンクでエネルギー補給できるものは相性がいいです
ただ、おなかは空いてしまうので、固形物もたくさん食べました。GUのENERGY CHEW(エナジーチュー)のブルーベリーザクロ味を1時間に2粒ずつ食べ、
ラップに包んだ薄皮こしあんぱんを序盤25kまでで3つ食べ尽くし、SLOWBAR のベイクドチーズケーキを35kぐらいで食べました。各エイドでもバウムクーヘンやバナナ、お雑煮をいただいたので、お腹が空くことがなく走れました。今回は今後出場予定のロングレースのための、たくさん食べて走る練習が出来たかと思います。
ここぞ!というときはハニーアクションの AGETEKO(あげてこ)を投入!!今回は後半52kに入ってから1本飲みました。
みなぎります
最後の地味な登りのロード区間で頑張れました!!
競技中の補給も大切ですが、前後のからだのコンディショニングができると、レース中、レース後も体調を崩さずに過ごすことができます。おすすめはこちら!!
日清製粉グループのWGH Pro(ウィグライプロ)です。決して美味しいわけではありませんが、しっかり効くので、私の場合、レース30分前に1包、レース後すぐに1包、就寝前に1包飲みました。
すると、なんということでしょう!!!筋肉痛がありません👀!!レースの翌日もその翌日もダメージなしでした!!翌日朝からジョギング10kをして、通常通り仕事に出られました

長々と装備や補給食のお話をしておりましたが、やまじのおすすめの品ですので、万人に良いわけではありません。適度に参考にしていただければと思います。
最後になりましたが、荒天でも開催を決定し、
厳しい状況下で運営してくださった
トレイルジャーニーのスタッフの皆さま、
大変楽しめました!!感謝申し上げます!!
来年は山にあがって北大雪の雄大な景色を見ながら
走りたいです。