北大店1階の宮崎です。
10月12日(金)に風不死岳に登って、楓沢から下りてきました。
前日の夜から雨が降っていて不安な天気でしたが、
風不死岳の登山口から登り始める頃には
おおかた雨は止んでくれました。
木の根が落ち葉に隠れていて滑りやすくなっていました。
空が雨雲→青空になっていくにつれて
支笏湖の湖面も灰色→青色に変化していき、
とても綺麗でした。
ロープがつけられている少し急な斜面を登って、
楓沢へ向かう道には看板などは有りませんが
まるでコケで覆われた巨大な彫刻作品の中を歩いている様な不思議な感じ
道の途中で滝になっている場所は巻道を通ります。
風不死岳に登っている時は支笏湖や恵庭岳の美しい景色を楽しみ、
頂上から楓沢の入り口まではルート探しが面白く、
楓沢に入ってからは
コケの作品を楽しみながら草木が多い茂る巻道の中をかき分けていく冒険感、
私の大好きな動物たち(カナヘビとキツネ)にも会えて、
全行程7時間10分の間にたくさんの経験ができました。
~~尾瀬4日目・8月24日~~
この日の予定は
『龍宮小屋』
→ヨッピ吊り橋
→平滑ノ滝(ヒラナメノタキ)
→三条ノ滝
→御池
→桧枝岐村(ヒノエマタムラ)の民宿に宿泊
6時 朝食
ヘルシーな和食です。
コーヒーやココアをサービスで飲むことができました。

昨晩は台風の影響を受けて暴風&大雨。
朝方まで降っていましたが、
7時30分 雨が止んだので出発。
8時05分 ヨッピ吊り橋到着

東電小屋と燧ヶ岳を背景に一枚↓

露払いが必要かと思って雨具を来ていましたが、
気温が高かったためか草はあまり濡れていませんでした。
やはり雨に濡れた木道は滑り易かったです。
しばらく湿原と歩き難い森林の中を歩いて、

平滑ノ滝↓

そこから40分程歩いて三条ノ滝

三条ノ滝の展望台は急な階段を下りなければいけませんでした。


ここから御池までの道の始めは急斜面が続きます。
尾瀬を歩いていた中で一番きつい登りでした。



燧ヶ岳の裾野を歩くので景色はあまり良くなく、
森の中をひたすら前進します。
途中で大・小の湿原の中を通ります。


13時30分 御池到着
この日の宿は桧枝岐村の民宿『松源(ショウゲン)』さん

夕ご飯まで時間があったので
近くにある『燧の湯(ヒウチノユ)』に入ったあと、
桧枝岐村を探険しました。
歌舞伎の舞台



温泉のお湯が噴き出ているミズバショウのモニュメント

村の中を歩いていると出会った桧枝岐村のみなさんが
「こんにちは!」と声をかけてくれる
心が温かくなる素敵な村です。
会津駒ヶ岳や福島県側から尾瀬に訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
『松源』さんの夕ご飯がものすごかったです





↓中央はサンショウウオのてんぷら
今回の尾瀬めぐりで一番悩んだのは持ち物でした。
結局登山服は身に着けている一組の他にもう一組分と、
寝るときに着る薄めの上下一組で足りました。
その他に手拭いを数枚と入浴後の為のタオルを一枚持って、
服類だけで10L位の容量になりました。
行動食はいつも日帰り登山で持って行く3倍の量を準備して行きましたが、
三食しっかり食べることができたのであまり必要はありませんでした。
尾瀬では自分で出したごみを全て持ち帰ることになるので、
包装紙などがあまり出ない食べ物を持っていく方が良いです。
小屋ではお風呂に入ることができますが、
シャンプー・石鹸・歯磨き粉を使うことはできません。
素洗いだけで数日過ごすのは少し辛かったです。
北大店1階 宮崎
~~尾瀬3日目・8月23日~~
4時起床
夕食があれほど豪華だったので
本当は朝ご飯も小屋で食べてみたかったのですが、
早目に出発する為に“朝弁当”を作ってもらい、
昨日の夕食後に受け取りました。
この日の予定は
『山乃鼻小屋』
→至仏山山頂
→小至仏山山頂
→鳩待峠
→山ノ鼻
→竜宮十字路にある『龍宮小屋』宿泊
5時07分 『山乃鼻小屋』出発
また山ノ鼻へ戻ってくるので
使わない荷物を小屋に置かせてもらいました。
早く出発した甲斐があって、
湿原特有の朝霧の中を通って登山開始
↓振り返ると尾瀬ヶ原の向こうに燧ヶ岳
陽が上ってくるにつれて
自分の高度があがるにつれて
刻々と景色と色合いが変わるので、
何度も振り返り立ち止まってしまいます。
足元は蛇紋岩が多く、
少しでも靴底が濡れていると滑ります。
雨の日には登らない方が良いです。
登山道はきつい斜面が続くのですが、
足元の岩はしっかりしているし、
木道や階段も敷かれているので、
あまり辛くはありませんでした。
あえてそこを歩くと、ちょっとしたスリルを味わえます。
クサリ場も何カ所かありますが
足元が乾いているお陰もあって、
クサリを摑まなくても歩けるような足場でした。
歩いてきた道を振り返ると、
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原、
中央少し右側には横田代が見えます↓
8時10分 至仏山の頂上到着
至仏山→小至仏山までの道

11時15分 鳩待峠到着

鳩待峠→山ノ鼻までは緩い下りで木道が敷いてあるので
小さな子供さんも歩いていました。
お昼ご飯は『山乃鼻小屋』でカツカレー
ボッカさんの荷物を見つけました。
すごい荷物です。
このようにボッカさんが運んできてくれるので、
小屋では新鮮な野菜を食べれるのですね。
14時40分 この日の宿『龍宮小屋』に到着
16時にお風呂
20時から尾瀬の植物についての映像を見せてくれました。
北大店1階 宮崎
~~尾瀬2日目・8月22日~~
6時 朝食
朝の味噌汁は身体に沁みます

この日の予定は
『長蔵小屋』出発
→地図でいうと尾瀬沼の下半分の岸を歩いて
→沼尻平
→見晴(ミハラシ)という小屋が六軒建っている場所を通過し
→そこから尾瀬ヶ原縦断
→至仏山の登山口にあたる山ノ鼻にある『山乃鼻小屋』に宿泊
アップダウンが少なめのコースです。

6時45分 小屋出発
とっても天気が良く、
尾瀬沼越しに見える燧ヶ岳が美しい

8時20分頃
沼尻休憩所到着

売店の方に
「冷たいクレープもあるよ~!」と声を掛けられ購入

クレープと沼尻からみた燧ヶ岳

沼尻から見晴までは沼尻川沿いに森林の中を歩きます。
木道が敷いてあったり無かったりの道。
道幅が狭い箇所もあります。

10時20分頃
見晴到着

六軒の小屋が立ち並んでいて小さな街のようになっています。

友人は生ビールと玉こんにゃくで休憩


ここから山ノ鼻までは
“これぞ尾瀬!!”な風景の中を進みます。
進む方向の先には至仏山、
色々な花々・泳ぐ魚・鳥






どれほど綺麗なのだろうと思います。
お花が好きな人は花が沢山咲くシーズンに訪れるのがやっぱり良いと思います。
観光客が少なく、宿も木道も空いている時期も良いですよ。 きっと今頃は草紅葉が一番きれいな時期だと思います。
13時30分頃 山ノ鼻到着
お昼ご飯は『至仏山荘』でスタミナ丼を食べました。
にんにく醤油で焼いた豚肉がご飯の上に乗っています。
15時 今夜の宿『山乃鼻山荘』
てんぷらを食べることができるなんて驚きでした!
すごいごちそう!
北大店1階 宮崎
北大店1階グッツ売り場の宮崎です。
一か月ほど前になりますが、
8月21日~24日の三泊四日で尾瀬ヶ原を歩いてきました。
『尾瀬』と聞くと、
木道とミズバショウという一般的なイメージが浮かんできます。
しかしそれ以上の事はほとんど知らず、
日本のどの辺りなのかすら分かりませんでした。
調べてみると
お花はミズバショウの他にニッコウキスゲも有名。
福島県・新潟県・群馬県にまたがる大湿原。
湿原の両端には百名山の燧ヶ岳と至仏山がそびえる。
とても魅力的な場所です。
お花が咲く時期はもう終わってしまっていましたが、
今回は二つの百名山に登り、
出来るだけ同じ木道を通らず
尾瀬のできるだけ広い範囲を歩きつくすような行程を立てました。
8月19日の夜~20日 苫小牧→宮城県・仙台へフェリーで移動
8月20日 岩手県在住の友人と仙台で落ち合い、福島県へ移動
福島県側の尾瀬への入り口に当たる桧枝岐村(ヒノエマタムラ)御池(ミイケ)の『御池ロッジ』に宿泊
8月21日(尾瀬1日目)
御池→燧ヶ岳(ヒウチガダケ)頂上→尾瀬沼東岸の『長蔵小屋』宿泊
8月22日(尾瀬2日目)
『長蔵小屋』→沼尻→見晴(ミハラシ)→竜宮十字路→『山の鼻小屋』宿泊
8月23日(尾瀬3日目)
『山の鼻小屋』→至仏山(シブツサン)山頂→鳩待峠→山ノ鼻→『龍宮小屋』宿泊
8月24日(尾瀬4日目)
『龍宮小屋』→ヨッピ吊橋→平滑ノ滝(ヒラナメノタキ)→三条ノ滝→御池
~~尾瀬1日目の前日・8月20日~~
午前10時に仙台フェリーターミナルで友人と合流し、
福島県の観光名所;飯盛山、鶴ヶ城、塔のへつり、大内宿を観光しながら南下。
夕ご飯は大内宿のネギそば。
橋を使わずにネギで食します。時々ネギも齧ります。
夜19時30分頃に『御池ロッジ』到着。
素泊まりで予約をしていましたが、
翌日の朝食とお昼のお弁当を作ってもらうことにしました。
部屋の中は新築かと思うほど、とてもきれいでした。
~~尾瀬1日目・8月21日~~
6時48分 『御池ロッジ』からすぐの所にある登山口から出発
この日の目標の燧ヶ岳は二つの峰を持っています。
御池から登っていくと最初に到着するのが俎嵓(マナイタグラ)(2346m)
そこから30分ほどで二つ目の峰の柴安嵓(シバヤスグラ)(2356m)頂上に着きます。
標高差850mほど。東北以北で最高峰の山。
御池から俎嵓までは、
坂道→湿原(広沢田代)→坂道→湿原(熊沢田代)→坂道を登り切って頂上!という
途中途中で天然の美しい休憩場所が設けられているコースです。
俎嵓頂上からは尾瀬沼を全体をきれいに見下ろすことができますが、
尾瀬ヶ原は一部欠けてしまい、
全体を捉えることはできません。
俎嵓頂上までで疲れてしまった相棒にザックを預け、
広いですね~
残念ながら湿原の向こう側が曇っており、
尾瀬ヶ原の向こう端にあるはずの至仏山は眺めることはできませんでした。
柴安嵓から俎嵓頂上へ一旦戻り、
ミノブチ岳を通過し長英新道を通って
今日の宿の『長蔵小屋』へ。
下り始めはしっかりとした坂道。
登山道が掘れていたりして歩き難いところがあります。
オニアザミが登山道の両側で咲き乱れている場所があり、
それが終わるとだらだらの下り道。
今日の目標である燧ヶ岳登頂を果たし後は宿でくつろぐだけなのに、
だらだらと続く下り道はなかなか着かず
歩くのがいやになってきます。
↓ニッコウキスゲが咲き乱れることで有名な大江湿原
部屋の中↓
窓際に靴置き、物干しスペースがあります。
トイレが水洗になっているのに驚きました。
受付の小さな売店で秀岳荘のスパッツを販売してくれています売店では飲み物やお菓子が充実しています
小屋屋の目の前から湧水が出ています

16時お風呂
17時30分~夕食
夕食はハンバーグ チョコレートムースケーキ付
手作りのプラネタリウムで星座の説明をしてくれました。
説明が終わったあと実際に夜空の★を見ながら
プラネタリウムで教えてもらったことを確かめることができました。
北大店一階グッズコーナーの宮崎です。
7月17日~18日で
吹上温泉→十勝岳→上ホロ避難小屋宿泊→富良野岳→十勝岳温泉へ縦走してきました。
~~ 一日目(17日) ~~
朝8時40分 吹上温泉から登山開始


気づきにくいですが、十勝岳爆発記念碑を見つけ、

川を渡ります。



十勝岳の頂上の方が雲に隠れています↓

10時 十勝岳避難小屋に到着

小屋を過ぎてからは砂利道を歩きます。

傾斜もきつく、重い荷物を背負って歩くのはなかなか大変でした。

↑頑張っています

火口にはまだ雪が残っています。

頂上に近くなるにつれてガスが濃くなってきました。

下山してくる方々に道を尋ねられます。

このようなガスの中では注意していないと
道を外れてしまいますね

13時20分頃十勝岳山頂到着。

ここからは
急な砂利道を転がり下り↓

大砲岩を確認して↓

周りの景色が全く見えない中 稜線を歩いて、

14時22分 上ホロカメットク山避難小屋に到着。
一日目は5時間50分の山歩き。
夕食は↓

カレー(福神漬付き)&ハンバーグ&オニオンスープ

~~ 二日目(18日) ~~
朝4時起床
朝食は↓

ラーメン&ごぼうサラダ&ポテトサラダ&トマト

ラーメンの塩気が身に沁みます


朝5時40分 濃霧と強風の中を出発
6時02分 上ホロカメットク山山頂
6時30分 上富良野岳山頂
7時00分 三峰山に到着
せっかくの稜線歩きなのに、がスのせいで景色が見られず、
露のせいで服もザックも濡れてしまいました


しかし富良野岳に近づくにつれて、空の雲も薄くなっていき、
いろんな花も咲いてきました























8時50 富良野岳山頂到着

13時10分頃 十勝岳温泉へ下山
二日目は6時間30分ほどの山歩きでした。
今回は天気があまり良くなかったため、
稜線からのきれいな景色を眺めることはできませんでした。
ですが花で有名な富良野岳あって、
様々な種類の花に会うことができました!
北大店グッズコーナーの宮崎です。
7月9日(月)に定山渓天狗岳に登ってきました。
天気は曇り。午後から雨が降る予報でした。
連日の雨の影響で道路が通行止めになっていたり、
道が崩れていたりしました。
なので登山口まで歩いて20分ほど手前で車を止めました。


55Lのザックにテントやシュラフなどを詰め込み、
総重量14㎏を背負っています。
コースのはじめの方じは熊の沢の淵を歩き、
何度も徒渉します。


川の中の石の上を落ちないように歩くのもとても苦手

いったい何度川を渡ればよいのか…
三回目までは数えられていましたが、
そのうちに歩くのに集中していたため数え忘れてしまいました

川を無事に渡れた

喜ぶのもつかの間、
ロープで崖を登ります↓




腕と足の力を思いっきり使って自分と荷物を引き上げます。
もう必死です(笑)

ちっちゃなカタツムリに癒される


そして最後の難関!
頂上直下の急なルンゼ(岩溝)
目の前に現れた瞬間、
マジか…最後にコレか…

思いましたが登るしかない!



何とか登り切って、頂上


登山口から上り3時間20分、下り2時間40分
登山口と車までの往復と頂上の休憩を入れると7時間20分ほどの行程でした。
徒渉や崖登りを次々とクリアしながら進み
気づいたら頂上。あっという間でした。
ザックが重かったため時間がかかってしまいましたが、
登り応えのある面白い山でした。
北大店一階グッツ売場の宮崎です。
6月5日(月) 札幌の最高気温が30℃に達っしたこの日、
徳舜瞥山(トクシュンベツヤマ)と
お隣のホロホロ山に登ってきました。
午前8時15分に登山開始
徳舜瞥山山頂まで2時間
そこからホロホロ山山頂まで45分
50分ほど休憩し、
下りは2時間20分
全行程で5時間50分の行程でした。
↓徳舜瞥山登山口駐車場
頂上がキレイに見えますね

↓しばらく森林の中を歩きます。
木陰が涼しい

↓六合目の手前で小川を渡ります。
水を飲めます


↓雪渓も残っています。
滑り落ちそうになるので上りも下りもいつも
“ヤダなぁ~” と思いながらなんとか歩いています(笑)

でも振り返ればキレイな景色↓

羊蹄山っていつ見ても美しいですよね登山道の脇には花々










↓徳舜瞥山の頂上から見たホロホロ山
左側の尖っている部分が頂上

徳舜瞥山頂上からホロホロ山へは
まず急斜面の砂利道を下ります。
すべり易いのでこういう道もとっても苦手
滑るのが怖くて途中途中で足が止まってしまいます






雲一つない最高の天気

ニセコの山々や洞爺湖まで見渡すことができました
