のんびり歩く秀岳荘亀さんチーム、今度は4人で海沿いを歩いてみることに。
オタモイからおたる水族館裏を通る、「小樽海岸探勝路」を踏破してみる計画です。
距離は5キロ程度!
午後から強風の予報なので、途中で引き返すのもアリ、と、
まずは「オタモイ唐門」へ。
車で唐門の駐車場を目指すも、なぜかすでに真っ白な雪が降ってきたぞ・・・
静まり返る車内。
駐車場と公衆トイレがあるはずですが、除雪は少し手前で終了。
トイレは雪原の中から屋根が出ているアレかな?という感じでした。
車を降りて、スノーシューをはいて出発です。
今まで、公園でしかスノーシューをはいて歩いたことがない2人、
来週は山に登りたい1人、そもそもゆっくりしか歩けない私。
どこまでいけるか、途中で引き返すか、どんな感じか行ってみなければ!
何日か前に人が歩いたようなトレースもうっすら見えるし、
ともかくドキドキしながら出発!

スノーシューで歩いてみたいけれど、
向いているかわからない方には、レンタルもありますよ!
車両通行止めを乗り越えて、ちょっと登ったら、オタモイ唐門登場!
「オタモイ唐門」。この不思議な建築物!なんだかワクワクしてきました。先に進んでみましょう!あっという間に、誰の足跡もない・・いや、鹿やキツネ?もリス?も、なんだか動物の足跡は多種類いっぱいです。
次の目標は、「出羽三山神社」。木立の間から、海岸線を眺めつつ、ふかふかの雪の中を進んでいきます。
前の人の足跡を踏む必要はないのに、なぜかついて行ってしまうものなのですね。すでにここで、計画の終点まで行くには遅すぎることが判明。今回の目標を、目の前の山の「赤岩山」に変更しました。だけど、あの斜面を登るのか?地図を見ると200mくらい登るのですが・・・いや、たった200mですけども。
積雪期は、公園のブランコや鳥居が、とても低く見えるのが好きです。出羽三山神社に到着。さて、ここから登りましょう!
大きなエゾシカの背中にびっくり!新雪を踏み分ける先頭を交代しながら登ります。
もう少しで頂上のはず!最後の急登(笑)我々、息を切らして登ります。
このへんがてっぺんかな。
実は看板がもっと先にあるのか、それとも埋まっているのか・・・地図の上ではここが一番高そうなので、登頂したことにしましょう!お昼ご飯を食べて、元来た道を戻ります。
風も出てきたし、少し雪も降ってきたけれど、つけてきたトレースが消えるほどではないので、後は大丈夫と、ちょっとホッとします。
ホッとすると、あれこれ眺めたくなるのが人情。行きには見ないふりをしたオオカメノキの冬芽(KUSACOさんの講演、行きたかったです)。
硬い芽鱗を破って、中からふわふわの綿毛が見えてきたヤナギ!
春はもうそこ!
もうすぐ、雪のシーズンも終わってしまうのかと思うと、
もっと冬を遊ばなくちゃいけないような気がしてきます。
木の皮と材が分離してしまった自然の造形を楽しんだり、双眼鏡で鳥を観てみたり・・・まさかのウソ!嘘じゃなくてウソ!ほっぺがピンクで可愛い~などと楽しんで、唐門へ無事に戻ってきました。
本当は、ハイキングの終点は、おたる水族館裏の「祝津パノラマ展望台」から、トドを観察しようと考えていたのですが、踏破できず!車で移動して観にいきましたが、何しろ干潮は11:30。この時間、まだ往路で神社にいたし・・・。とはいえ、おたる水族館の海獣公園は上からよく見えたので、冬期は閉まっている海獣公園のトドやアザラシを、場外の高みから眺めて今回は終了!
歩行距離 3.9Km 所要時間 3時間50分
春には、カタクリが咲き誇るとか。今度はグリーンシーズンに踏破しましょう。楽しく歩いた仲間の皆様、アドバイスいただいた皆様、今回もありがとうございました。 工場 星野